2018. Aug. 26
YouTubeのメッセージ機能が、日本でもリリースされました。どんなことができるのか、さっそく試してみました。
※これまで提供されていたクリエイターツールのプライベートメッセージ機能は、2018年7月9日をもって送受信・確認ができなくなりました。
YouTubeでメッセージのやりとりができるのは「友だち」のみ。事前に招待・承認の手続きが必要です。追加方法は簡単。まずホーム画面の下にある「受信トレイ」から「メッセージ」のタブを選び、右上にある「友だち」のリンクをタップします。
相手が「候補」に出ていれば、相手のアイコンをタップして「招待」を選択。候補に出ていない相手には、「招待リンクを送信」からメールや他のメッセージアプリで招待するか、「電話帳から探す」から端末の電話帳にある相手に電話番号のショートメッセージで招待することができます。
いわゆる一般的なチャットアプリのように、相手を選んでからメッセージ(コンテンツ)を送ることもできますが、動画(コンテンツ)を選んでから相手を選ぶという使い方もできます。YouTubeという動画プラットフォームが提供するメッセージ機能ならでは、かもしれません。ちなみに、YouTubeのメッセージ機能にも「既読」はあります。
ホーム画面「受信トレイ」→「メッセージ」→「友だち」へ移動します。登録してある友だちを選択するとタイムラインが表示されるので、そのままチャットをはじめす。
メッセージ入力エリアの右側にある、「ムービーフィルム」に「+」がついたアイコンをタップすると、YouTube上にある動画を検索してチャットに貼り付けたり、端末にある動画またはライブ配信動画(これから撮影する動画)を送ることもできます。
再生中の動画の「共有」をタップ。チャットしたい相手を選ぶと「メッセージを入力」する画面になります。メッセージを入力して紙飛行機アイコンをタップすれば、再生中の動画と一緒にメッセージを送ることができます。送信完了を伝える通知(「表示」リンク)から、チャットのタイムラインに移動することもできます。
特定の相手に動画を教えるときにしていた(1)動画のリンクをコピーして(2)リンクを送るためのアプリを起動して(3)リンクを貼り付けて送るという操作が、グッと簡単になります。
iPhoneの「設定」アプリ→「通知」で、YouTubeアプリの通知をオンにしておけば、誰からどんなメッセージが届いたか、通知を受け取ることができます。
少し使ってみて感じた最大の特長は、YouTube動画を再生しながらメッセージやりとりができること。タイムラインをさかのぼったり、動画を閉じたりしなければ、動画再生中は画面上に固定しっぱなし。相手と何往復メッセージやりとりしても、流れてしまわないのは、便利だと思いました。気になる人は使ってみてください。