2018. Feb. 10
完全に侮っておりました。iPhoneで写真を撮るのがこんなにも楽しかっただなんて…。
今回は「tokyo grapher(トウキョウグラファー)」のiPhone用高性能アタッチメントレンズ2本を使ってみましたので、どんな写真が撮れたかご紹介します。iPhoneでもっと印象的な写真を撮りたいなぁと思っている人はぜひご覧ください。
こちらのレンズは、「iPhoneの広角28mmの画角を1.8倍の50mmへ変換」してくれるとのことですが、普段から一眼レフなどを使っていないと画角とか○mmとかはちょっとイメージが湧きにくいですよね。このレンズを装着した場合としていない場合で、実際にどう違って撮れたのかを見てみてください↓
上の写真はiPhoneそのままでの撮影、下は「Telephoto Lens 50mm」を装着して撮影しました。使用したのはiPhone7、撮影位置、手の構え、撮影後の色味の加工や程度(iPhone純正カメラアプリの画像編集機能を使用)まで全て同じ条件です。この写真で主役にしたかったのは左側の花ですが、同じ位置からでも花の部分にぐぐっと寄って、背景のボケが強く出ているのがわかると思います。
このレンズは主役をはっきりと際立たせたいときに便利です。
こんな風に遠景の撮影でも通常より風景がドンと迫ってくる感じでインパクトがあるのですが、個人的には花や植物などの被写体にぐっと寄って撮るのがとても楽しくなるレンズだと思いました。
季節柄、枯れ草写真が多めですが…笑 iPhoneのレンズそのままで撮影するよりも、ずっと印象的なシーンになりました。ポートレートやカフェでのスイーツ撮りなんかにも適していると思います。
今度は「iPhone標準カメラの焦点距離を0.66倍にし、35mm換算で28mmから18mmへと画角を広げる」という「Zero-Distortion WIDE LENS PRO」。画角を広げるだけでなく、風景や建築物などを画面の端から端まで歪みなく撮影できるという特徴があります。こちらも同じ状況で撮った場合の比較写真でご覧ください↓
左は装着なし、右はZero-Distortion WIDE LENS PROを装着して撮影しました。ここは川面に映る「逆さスカイツリー」で有名な撮影スポットなのですが、iPhoneでの撮影では位置的に逆さスカイツリーが半分も入りません。右側のZero-Distortion WIDE LENS PRO装着ありの状態だと、逆さスカイツリーの全景もバッチリ、風景全体にぐーんと奥行き感が出てよりスタイリッシュな写真になったと思います。
このレンズは、広い場所や高い建物のダイナミック感、室内の奥行き感を出したいときなどに使うのがおすすめです。
自分の目に映っているよりも世界がぐんと広がった感じがしてすごく新鮮です。なんでもないような風景でも、ちょっと特別に見えてきますよ。
tokyo grapherのレンズは専用のケースやマウントと組み合わせて使用します。黒いケースの方は「ビルトインレンズマウント」という小さな金具をケースにはめ込み、レンズを付けられるようにしたもので、iPhone純正ケースなどお好みのケースで利用できるオススメのレンズマウントです。
装着はねじ込み式なので、良くあるクリップタイプの外付けレンズと違って装着位置などで手間取ることもなく、ご覧いただいたようにiPhoneのカメラ性能を落とさずに画角を変更できます。レンズ自体も日本製で高品質ですし、レンズキャップや収納ケースなどのオプションパーツ含めたデザインもおしゃれでこだわりを感じます。
常に持ち歩いているiPhoneでいろいろな画角の写真をささっと手軽に撮れるのはかなりうれしい体験。今回ご紹介したレンズ2本とも、使ってみるともうコレなしで撮るのは物足りない…!という感覚になってしまうような楽しいレンズでした。
Zero-Distortion WIDE LENS PRO
GRAMAS COLORS “Rib” Hybrid Case (+BLM) for iPhone X
19,250円(税込)
Zero-Distortion WIDE LENS PRO
GRAMAS COLORS “Rib” Hybrid Case (+BLM) for iPhone XS
19,250円(税込)