2017. Aug. 13
前回、子供も大人も一緒に楽しめるイベントチームラボジャングルと学ぶ!未来の遊園地を詳しくレポートしました! 今回は、「チームラボジャングル」の夜の部、ArtNIGHTの魅力とチームラボ代表猪子氏のインタビューをお届けします。
光と音に体ごと没入してアート空間味わう新体験ができる「チームラボジャングル」は、平日10:00~17:30(開演16:40)・土日祝日10:00~16:10(開演15:20)のKidsNOON(昼の部)と平日19:00~21:30(開演20:30)・土日祝日17:30~21:30(開演20:30)ArtNIGHT(夜の部)の二本立て。※詳しいスケジュールは公式サイトでご確認ください。
KidsNOON(昼の部)についてはこちら>>
今回は、ArtNIGHT(夜の部)を全身で味わってきました!
真っ暗闇の中に、多くの人が集まります。何が始まるのかという不安と「きっと何か面白いことが……」という期待に、ドキドキ……。
大きな音が響く空間の中、白く鋭い光が次々と放たれていきます。手に光が触れると、反応して違う動きを見せます。
「一体どんな仕組みなんだろう?」とはじめのうちは、考える余裕があったのですが、いつのまにか光と音に包まれ何がなんだか分からなくなってしまいました。
音と光に圧倒されやや放心状態の中、次々と現れる大きなバルーンのような球体。頭の上を数え切れない程の球体が通過していきます。その様子には、正直おののいてしまいました。
最初は空気の流れに任せて眺めているだけでしたが、だんだん手に触れたくなり、周りの知らない人とも連帯感を持ちながら球体に触れたり、押し上げたりしていました。
ぎゅっとつまった60分間。想定外の出来事に包まれすぎて、私たちが渋谷にいることを忘れてしまいそうになるほどでした。
チームラボ代表・猪子 寿之氏に「チームラボジャングル」の魅力を伺うと、「ボールに触って変化したり、周りの人と、光と音で空間を共創することを楽しんで欲しい」とのこと。
インタラクティブという言葉をなんとなく理解していたつもりでしたが、子どもにとっても必要な体験だということを改めて感じます。
「漫画やアニメを見て、『(自分ではない)誰かがやっつけてくれる』と思い込んでしまうことは、おぞましいこと。自分が動くと、何か(誰か)に影響を与え、他の人たちと物事を変えていけるということを、是非体験して欲しい」(猪子さん)
さらに、KidsNOONとArtNIGHTの違いは、子供の耳を考慮して演目を変えているだけで、根底に流れる想いは同じなのだそうです。
楽しむことを目的として遊びに行くのも、もちろんいいと思いますが、教育的な視点で足を運ぶとより一層このイベントを味わうことができるのではないかと感じたインタビューでした。
暑くてどこにも行きたくない人も、是非渋谷・ヒカリエで開催中の「バイトルpresents チームラボジャングルと学ぶ!未来の遊園地」に足を運んでみてはいかがでしょうか。