2016. Jun. 11
外国人講師が家庭料理を教える料理教室「Tadaku(タダク)」を知ってますか?王道のイタリアンやフレンチはもちろん、アフリカや南米など、なじみの薄い国の家庭料理も手軽に習える新感覚の料理教室です。
どんな料理教室なのか体験します!
「タダク」はどんなサービスなのか、まずは運営会社の担当者に聞いてみました。
担当者 料理を教えたい外国人と、海外の料理を習いたい個人を結ぶサービスです。日本に住む外国人が、出身国の家庭料理を自宅で教えます。
担当者 外国や料理に興味があり、料理と一緒に文化に触れたいという方です。女子会やサークルなどでの参加もあります。
担当者 レッスンを通じて外国語を学んだり、海外旅行前にネイティブから現地情報を聞いたりするために参加する方もいます。
海外の家庭料理を、外国人講師から習える料理教室は珍しいですし、外国の文化に触れられるのも楽しそう。どんな料理を習えるの?先生に言葉は通じる?1人で参加しても大丈夫?など、みなさんの疑問や不安を解消するためさっそく「タダク」を使ってみましょう!
こんにちは、ユーザー代表・体験者の山中です。「タダク」では、どんな料理を習えるのか見てみます。
イタリア人が教える自家製の生パスタ
フランス人講師による本格フレンチ
王道のイタリアンやフレンチはもちろん、ポーランド、ペルー、モロッコ、スリランカといった珍しい料理も習えます。
外国の料理の写真を見ているだけでも楽しい。私は料理が好きなので、どれも作りたくなってきます。
料理教室の開催地は都内が中心のようです。神奈川県、埼玉県、千葉県、京都府など一部の地域での開催もありますが、参加できる地域は残念ながら限られますね。
講師は現在、34カ国の60人以上が登録中です。講師の約半数は日本語を話せないよう。私は外国語が苦手なので、日本語OKのクラスを選ぼうと思います。
ただ、料理を通じてネイティブスピーカーから語学を学びたいという人は、あえて日本語不可のクラスを選んでみるのも良いかもしれませんね。
「タダク」は入会費が無料で、1回ずつ参加できるため、「珍しい料理を試しに体験してみたい」というときに、ちょうど良さそう。「料理教室に数ヶ月間も通うのは、時間的にも予算的にも厳しい」という方にも合っていると思います。
どの教室に参加するか迷いますが、せっかくなので、作ったことのない料理を習ってみたいです。中南米あたりがいいかな?
私が希望する「日本語OK」「中南米」「週末開催」の条件で探すと・・・キューバ人のロランドさんが開催するキューバ料理の教室を発見。
メニューは、「黒豆の炊き込みご飯」「キューバ風豚挽き肉じゃが」「キャッサバ」「季節のサラダ」とのこと。キャッサバって何でしょう?キューバ料理と言っても、味の想像すらできませんが、 逆に新しい料理に出会えるのは楽しみです。
本場の味を習って、それを自宅で作れたら、料理のレパートリーが広がって楽しそう。講師の自己紹介ページによると、ロランドさんは最近、母親から習ったキューバ料理に、日本料理の味も取り入れるような挑戦をしているとのことでした。ただ、当日はかなり本格的なキューバ料理の味を教えてくれるとのこと。
ロランドさんは日本語が苦手なようですが、日本人の奥さんが通訳として参加するそうなので、コミュニケーションも安心できそうでした。
レビューを見ると、「料理を教わりながらキューバについて話を聞けてよかった」という感想が。馴染みのない国だけに、この機会にキューバの文化や歴史、現地のようすも聞いてみたいです。
希望するクラスが見つかったので、早速申し込むことに。メールアドレスで会員登録を済ませたら、受講日を選び、予約します。
支払い方法は「クレジットカード」「銀行振込」「PayPal」の3種類。支払った受講料は教室が終わるまで運営会社が一旦預かる仕組みなので、個人講師への支払いでも安心です。
申し込みを終えると、日時と場所、エプロンなどの持ち物、ロランドさんの連絡先などが記載された受講案内のメールが送られてきました。地図や家への入り方も添付されているなど親切です。
予約はすごく簡単でした。後は、当日を楽しみに待ちたいと思います!
キューバで生まれで、現役のプロバイオリニストとして活躍する傍ら、料理にも熱い情熱を注ぐ。 料理は11歳のときから、母が料理をするのを見て、教わって覚えてきた。 キューバで身につけた料理技術を生かして、Tadakuでレッスンを行っている。
5月某日 16時30分
あらためまして、ユーザー代表・体験者の山中です。いよいよ料理教室の当日。東京・大田区にあるロランドさんの自宅に向かいます。最寄り駅の東急多摩川線、下丸子駅からロランドさんの自宅へ。
地図に従って歩くこと約5分。地図に記載された場所に到着。
普通のマンションなので、本当にあっているか一瞬迷いましたが、表札があったのでロランドさんの自宅に間違いないことを確信。
ロランドさんがどんな方なのか、緊張しながらチャイムを鳴らします。
笑顔のロランドさんが出迎えてくれました。
日本語を流暢に操るというほどではないものの、気さくな方で、基本的なコミュニケーションは問題なさそうです。まずは一安心。
室内にはキューバのお酒が。食事のときにいただけるのかな?
奥さんのユカリさんが通訳をしてくださいます。
そうこうしているうちに開始時間が迫り、他の参加者も集まってきました。
開始時刻の17時。いよいよキューバ料理を初体験です!
「タダク」体験レポートの前編はここまで。後編では、キューバ料理の作り方を教わりながら、キューバの歴史や文化についてもロランドさんに聞きました。キューバ料理の味や、食材の買い方なども詳しくレポートします!