2017. Mar. 11
つい先日、数年ぶりの温泉旅行に行ってきた筆者です。のんびりとお湯に浸かってリフレッシュできたのですが、旅行が終わればいつもの日常・・・。
今度はもっと心に残る変わった旅をしてみたいな・・・と思っていたところ、「TABICA(たびか)」という地域体験の予約サイトでこれだ!というプランを発見したのです。気軽に日帰りで参加できるということで、さっそく体験してきました。
TABICAに掲載されている旅のプランは、どれもその地域ならではの体験ができるユニークなもの。自分で収穫した野菜や釣ったばかりの魚をその場で調理したり、気になる街の裏側を散策するなど、地元の人しか知らない文化や穴場を半日程度で体験することができます。実際にそこに住んでいる人が案内してくれるので、まるで「第2の田舎」ができたような気分で旅を楽しむことができるんです。
私が選んだ旅は、東京・墨田区の老舗うなぎ屋さんで串打ちや白焼きを体験できるというプラン。自分で焼いたうなぎを食べられるということで、なんとも贅沢な体験になりそうです!
TABICAの旅は現地集合・現地解散が原則です。体験開始時刻の少し前に、今回の旅の会場である蒲焼き・日本料理店「のざき」さんに到着。戦前から続くお店ということで、その歴史やうなぎの仕入れのお話などを教えていただきながら準備を始めます。
そこへさっそく、生きたうなぎが登場!この中から自分で調理するうなぎを選びます。お腹が白くて太っているうなぎが美味しいのだそう。うなぎはぬるぬると動き回るので、掴み上げるのも意外と難しかったです。
選んだうなぎを店主の野崎さんに捌いていただきます。この工程がとても難しいそうですが、さすがの職人技!あっという間に開かれてしまいました。この間に、私はうなぎの骨をハサミでカットしていきます。骨は後で唐揚げにするのだそう。自分で掴んだうなぎがこうして捌かれていく様子を見ていると、命をいただいているのだということを実感することができます。
お次は串打ちの体験。野崎さんのお手本を見ながらコツを教えていただきましたが・・・うなぎの身はとても締まっていて、この串が全く刺さっていきません! ふわっとほぐれるような調理済みのうなぎのイメージとはかけ離れた硬さです。汗が出るほど頑張りましたが、最終的に一本も刺し切ることができず野崎さんにバトンタッチ・・・。串打ちがこんなにも大変だとは驚きでした。
このあと、串打ちの終わったうなぎの身と肝を焼いていきます。ここまでちょっと苦戦していますが、果たして美味しく調理できるでしょうか・・・?続きは後編でレポートします!