2017. Mar. 24
月額で聴き放題の音楽サービスが増えていますよね。
中でも無料サービスがある「Spotify(スポティファイ)」は、他の定額サービスといったいどこが違うのでしょうか。今回は「無料会員」でどれだけ楽しめるのか、「有料会員」とどう違うのかをリサーチしました!
「Spotify」とは定額の音楽ストリーミングサービスです。4000万曲以上が配信されていて、毎日200万もの新しいプレイリストがアップされているため、流行の音楽はもちろん、自分好みのマイナーな曲まで幅広く聴くことができます。
アカウントさえあれば、スマホ、パソコン、タブレット、車、スピーカー、PLAYSTATION® 、テレビのどこからでも利用することができるので、スマホで作成したプレイリストをドライブのときに聴くのも簡単です。
Spotifyといえばオシャレな洋楽ばかりが集まっているイメージですが、実際にSpotifyを利用して感じたことをご紹介したいと思います。
筆者がSpotifyを試してみたのは、友人とのホームパーティーでのBGMとして。明るくて陽気な曲を流したいと思い「Have a Great Day!」というプレイリストを使用してみました。
すると、すぐに気分が上がる曲がシャッフル再生されました。洋楽に詳しくない筆者がオシャレな選曲をできたのも、Spotifyのプレイリスト作成がプロにより行われているから。
また、無料会員でも聴き放題だから、ホームパーティーの途中で止まってしまうこともありません。時折、曲と曲の間に入るオーディオ広告も30秒程度で、それほど気になりませんでした。
スマホでは無料会員だと「シャッフル再生」されるので、曲順を選んで聴くことはできません。なので、ホームパーティーや作業中など「選択する余裕のない時」にはぴったりだと感じました!
ただ、やはり無料会員だと好きな音楽を指定できないのも事実。「あ、この歌いい!」と思っても繰り返し聴くことはできません。せっかくなので、有料会員になってみることに。
有料会員(月額980円)になってみると、予想以上に快適で驚きました。特に良かったのはオンライン状態で気に入った曲をダウンロードできること。通勤の電車の中でも、出張の飛行機の中でも繰り返し聴くことができ、また、曲の間の広告も一切ないのです。
もちろん、無料会員と違って、お気に入りの曲だけを繰り返し聴くこともできます。
静かで優しい曲調の邦楽、洋楽を集めたプレイリスト。休日、目が覚めたらまずこのプレイリストをかけるようにしています。このプレイリストをかけながら、コーヒーを淹れ、今日は何をしようかなと考える。とても贅沢な休日の始まりです。
静かでムーディーな曲調でありながら、雨の日を少しポジティブに過ごせるような選曲となっています。曲のリズムに歩調を合わせて歩けば、憂鬱な雨の日もまるで映画「雨に唄えば」の主人公になったような気分に。他にも「いまの気分」や「シチュエーション」から選べるたくさんのプレイリストがありました。お気に入りを見つけることが、隙間時間の楽しみの一つになりそうです。
Spotifyを実際に利用してみて、改めて感じたのはプレイリストの選曲の良さ。音楽のプロであるSpotifyのキュレーターによる選曲は、今まで自分では絶対に知ることができなかったような曲に出会うことができるのはもちろん、気持ちやシチュエーションにぴったりなものばかり。
スマホではシャッフル再生にはなるものの、プレイリストが充実しているので、無料会員でも充分に楽しむことができます。定額音楽ストリーミングサービスはまだ体験したことがない……という初心者にもおすすめです。