2017. Jun. 6
最近、ニュースなどでもよく目にする「都市型菜園」。気になってはいても、実際にその様子を目にする機会はあまりないもの。新宿駅に直結するビルの屋上でお仕事の合間に野菜作りを楽しんでいる人たちがいると聞いて、その活動を見せてもらいました!
訪れたのは、洗練された上質なショップや飲食店が集まった新宿駅直結の新商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」。なんとこの建物の屋上にも、知られざる都市型貸し菜園があったのです!その名も「soradofarm NEWoMan」。「空」と「土」、そして「ソラドファ♪」の音階を重ねて名付けられた菜園です。
今回密着させていただいたのは、「soradofarm NEWoMan」で野菜作りをされているIT企業・フォルシア株式会社のみなさんです。サークル名はフランス語で「家庭菜園」を意味する「ポタジェ(potager)」。社員有志が集まり、週に1回ほどお昼休みなどに活動しているそう。
この日は苗植えの日。トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、甘長トウガラシ、小玉スイカ の苗を植えるのだそう。
苗植えの前に、今年度初めての収穫です。前の月に種を蒔いておいたラディッシュが立派に育っていました。みずみずしくて美味しそう!
野菜ごとの育ち方の特徴を考えてレイアウトするのがポイントのよう。野菜の植え方、添え木の仕方など、菜園スタッフさんが的確にアドバイスをしてくれるので失敗も少なく育てられるのだそう。
和気あいあいと分担をしながら、あっという間に苗植えが完了。
葉の両面に虫対策の忌避剤をスプレー。
soradofarmで使用する忌避剤はニームや木酢など、全て天然由来のもの。「これが一番美味しそう!」とポタジェメンバーが選んだのは「にんにくとうがらし」でした。
最後に手際よくネットを戻して今日の菜園活動は終了です。収穫したお野菜は持ち帰ってその日のうちにいただくのだそう。みなさんとってもすがすがしい表情で午後のお仕事に戻っていかれたのが印象的でした!
このあとポタジェメンバーのお二人にもう少しお時間をいただいて、インタビューをさせていただきました。IT企業であるフォルシアさんがどうして菜園活動を始めたのか、活動によって得られた効果は?などなど、都会で野菜作りに親しむことのメリットがわかるレポートはまた次回お届けします!