2019. Jan. 23
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ひと仕事終えてからの、気のおけない人との飲みや晩酌。どうしてあんなにもおいしく感じるのでしょう。ビールを喉の奥へぐいっと流し込む瞬間、「大人って最高ー!」なんて思ったり。
そんなビールを愛してやまない方なら絶対満足できるレジャースポットが、ビール工場見学。今回はサッポロビール 新・黒ラベルツアーに参加してきました。
最近の見学ツアーは最新技術も加わり、グレードアップしていましたよ!
サッポロビール千葉工場は、千葉県船橋市の東京湾沿いにあります。JR京葉線南船橋駅、新習志野駅、JR総武本線津田沼駅、京成本線船橋競馬場駅の4つの駅より、無料のシャトルバスが出ているのでバスで工場まで向かいます。
新習志野駅からバスに乗り、10分程度で工場に到着。
玄関を入るとすぐにサッポロのロゴと大きな黒ラベルの星のマークが出迎えてくれます。
ツアーは予約制。工場見学と試飲3杯まで、お土産付きで大人500円で参加できます。この日は平日でしたが、カップルが多く参加していました。
ちなみに建物のすぐ隣にある大きな船SHIRASE5002は、日本と南極を25往復した三代目の南極観測船。SHIRASEと黒ラベルのコラボツアーも1,000円で参加できますよ。
今回は新・黒ラベルツアーのみ体験してきます!
ゲートを通っていざ、出発!
通路からは広大な敷地が見えます。千葉工場は18万3千平方メートルあり、東京ドーム4個分ほどにもなるとか。
見学ツアーではビールの作り方や工場の説明などを、ブランドコミュニケーターがユーモアを交えて語ってくださいます。
まずは大事な原料のお話からスタート。早速驚いたのが、サッポロビールの協働契約栽培の取り組み。世界中にある麦やホップ畑にフィールドマンが訪れ、生産者と一緒に安全・安心でおいしい原料づくりに取り組んでいるそうです。
ビールの苦みと香りに欠かせない、ホップも嗅がせてもらえます。ツンとしたクセのある、独特なにおいに驚いていたところ、「安眠効果があるため、ドイツでは枕にも忍ばせます」と木村さん。参加者全員、ちょっとびっくりしていました。
こちらは仕込釜。6mもの高さのある釜の一部が見えました。ビールの元となる麦汁をつくるために加熱しているので、部屋は35度と冬でも暖かくなっていました。
さらに進むとフォトジェニックな壁が。東日本大震災で被災した通路を改装し、現在はフォトスポットとしても人気だそうです。
この先は、撮影禁止の製造ライン。缶の箱詰めや、瓶ビールが出荷されていく様子を見学しました。
最後に新設備、黒ラベルサウンドギャラリーへ。
ここも残念ながら撮影はNGでしたが、原料の収穫から製造、物流など、すべて黒ラベルの製造にまつわる音で構成したBGMを、ビール作りの映像と共に流すという面白い試みでした。自然と機械、泡の弾ける音などが混じり合い、激しくカッコいい作品に。
工場見学は約50分でしたが、見どころが多くてあっという間! この後はテイスティングルームへ向かいます。
テイスティングの前に、ツアーで学んだ黒ラベルトリビアをいくつかご紹介します。