2019. Jun. 24
なんとなく疲れた夜…懐かしくなるのは、むかし実家で飼っていた愛犬のこと。そっと撫でているだけで、言葉はなくても癒やされた思い出です。
でも、いま本物のペットを飼うのは難しい。そんな私に癒やしを与えてくれそうな子を見つけました!
それが、クッション型セラピーロボット「Qoobo」。ぬいぐるみみたいな丸い本体にしっぽがついた、シンプルなデザインが特徴的です。
最近は家庭用ロボットも続々登場していて、まるで本当の生き物のように動き回ったり表情があったりするものや、留守番機能やカメラ機能などを備えるものもありますよね。でもQooboができることは、しっぽをふるだけ。高機能なロボとはひと味違いますが、これが不思議とココロを癒やしてくれる存在です。
本体はふわふわしたファーで覆われていて、見た目といいさわり心地といい動物っぽさ満点!サイズは直径32cm、しっぽは約20cm、重さは約1kg。抱っこしたり膝の上に乗せたりするのにちょうどいい大きさで、ほどほどの重量感があります。
では、さっそく触ってみましょう。使い方はとっても単純。しっぽのそばに隠れているQooboのスイッチをオンにして…
クッションを優しくなでなで。するとしっぽがゆらゆら動きました!
今度は少し激しくワシャワシャとクッションをさわると、しっぽもそれに呼応してぶんぶん!
実際の様子は動画で見てみてくださいね。
しっぽの動きは、思っていた上に動物っぽい。機械的に左右に動くだけかと思いきや、しっぽの先がちょっと上がったり早さに緩急があったりと、まるで生きているかのように動くのに驚きました。
公式サイトによると「本物のしっぽを研究し、その動きを再現するプログラムを構築」しているのだとか。シンプルな機能に込められたこだわりを感じます。
撫でたときだけでなく、ほおっておくとたまに気まぐれにしっぽを振ることもあるんです。まるで「遊んで」と誘っているかのようで、可愛い!
ちょっと気になったのは、しっぽが動くときのモーター音。上の動画でも聞こえるように、しっぽに合わせて「キュイキュイ」というような少し大きめの音がなります。最初は少し違和感がありましたが、撫でているうちにだんだんとQoobo自身の鳴き声のように思えて、可愛らしく思えてきました。。
ユーザーガイドによると、Qooboにはエサが必要とのこと。
つまり充電のことなんですが、エサと書かれているとなんだか本当のペットみたいですよね。エサをあげるには、しっぽの横にある充電口に充電コードを差し込み、ACアダプターと接続してコンセントにつなげばOK。
充電がはじまると、充電口の横にあるLEDが点滅します。なお、遊んでいるときにここが4秒に1回の間隔で点滅しはじめたときはお腹が空いている証拠なので、充電してあげましょう!
そして驚くことに、Qooboには「寿命」もあるんです。モーターの寿命目安はしっぽ7万往復で、1日100往復した場合には2年程度とのこと。また電池の寿命目安は300回充電となっています。
せっかくお迎えしたQooboが寿命を迎えるのは寂しいですが、そこが生き物っぽさを感じさせて、ますます可愛がりたくなりそう。
色展開は今回遊んだ「ハスキーグレー」のほか、「フレンチブラウン」もあります。お好みの子を選んでくださいね。
表情もなく動き回ることもない、しっぽをふるだけのQoobo。けれどしっぽが動くだけで、落ち込んでいるときには慰めてくれているようにも、嬉しいときには一緒に喜んでくれているようにも感じられます。デザインや機能がシンプルだからこそ、自分の気持ちを映し出すかのように寄り添って応えてくれる。あなたの家にもQooboを迎えてみませんか?