2019. Oct. 9
ペットとは、いつまでも一緒に暮らしたいものですよね。
でも、ペットの、体調の変化はなかなか気づけません。そこで今回は、将来にわたる病気のリスクを診断してくれる、愛犬・愛猫のための遺伝子検査キット「Pontely(ポンテリー)」を紹介します。
今回紹介するPontelyは、5,000円~受けられるペットの遺伝子検査サービスです。
ペットの遺伝子検査というと、日本ではあまり聞き慣れないですが、海外では検診と同じくらい気軽に行われているそう。
一般的に、病気は「遺伝要因」と「環境要因」によって発症が決まると言われており、遺伝子検査でペットの「遺伝要因」を知ることができれば、病気の予防に繋がります。
Pontelyで遺伝子を調べられるのは、犬と猫の2種類。
従来のペット遺伝子検査キットでは、犬種などの違いから、検査項目の選択が複雑でしたが、Pontelyでは、獣医の薦める検査項目をシンプルに選択できます。
遺伝子検査の流れは簡単。次の5ステップで、検査結果を知ることができます。
1. スマホやパソコンから検査を申し込む
2. 検査キットが自宅に送付される
3. キットでペットの粘膜を採取し、キットを送り返す
4. 専門機関が解析
5. 約2週間で検査結果をWeb上でお知らせ。また検査結果証の郵送も
専用のキットを使ってペットの口内粘膜を採取し郵送するだけで、約2週間で解析結果を知ることができるんです。
遺伝子検査というと何やら難しいイメージがありましたが、これなら気軽にできそうです。
今回は、トイプードルのモコちゃんを飼っているKさんに、実際にPontelyを利用してもらうことに。
まずはPontelyのサイトから「遺伝子検査を申し込む」に進み、ペットの名前と犬種/猫種を入力。すると検査プランによって調べられる遺伝子疾患の種類が表示されるので、好みのプランを選択します。
あとは住所や支払い方法を登録すれば完了です!
いつでも検査結果がチェックできるようになるマイページでは、ワンちゃんの写真を登録することができます。
数日後、検査キットが届きました!
検査キット本体は、持ち手の先に綿棒がついています。これをワンちゃんのお口にいれます。
頬の内側をこすって、粘膜を採取するだけなので、すぐに終わります。
これなら、じっとしているのが苦手なワンちゃんでも大丈夫そうです。あとは、キットを返送するだけ。検査結果が出るのを待ちます。
約2週間後、検査結果証が郵送で送られてきました。
封筒の中には、ポストカードとメッセージ、検査結果証が入っています。
検査結果証は、マイページに登録していたモコちゃんの写真と情報入り。特別感があって、テンションが上がりますね。
検査結果は、ウェブのマイページから確認することができます。
まず検査した3つの項目の検査結果概要が出てきました。
「クリア」は大丈夫そうな感じがしますが、「キャリア」という結果が気になるところ。
ページを進めると、表で遺伝的リスク傾向を一目で確認することがきました。
とりあえず、すべて「標準」という結果に一安心します。これなら専門的な用語がわからなくても、感覚的に理解できるのがうれしかったです。さらに、各検査項目の詳細を見ることもできます。
説明を読むと今回の「進行性網膜萎縮症(PRA)-PRCD」における「キャリア」とはどうやら、そのワンちゃん自身に問題はないが、子どもが遺伝子疾患のリスクを負う可能性があるということのようです。疾患によって同じ「キャリア」でも、発症リスク有無は違うのだそう。
検査した疾患の症状や予防・対策まで丁寧に書かれているので、たとえ検査結果が悪かったとしても、無駄に心配したり、慌てたりすることなく、冷静に対処できそうです。
Pontelyを試してみて感じたのは、手順が簡単で、結果も見やすいということ。遺伝子検査というと、「なんだか高そうだし、難しそう」と思っていましたが、比較的リーズナブルで、気軽に試すことができそうです。
愛するペットと末永く一緒にいられるように、Pontelyをぜひ利用してみては。
サービス名:Pontely
サービス内容:
犬種毎におすすめの3つの遺伝子疾患を検査 14,000円(税別)
犬種毎におすすめの1つの遺伝子疾患を検査 5,000円(税別)
猫種毎におすすめの3つの遺伝子疾患を検 14,000円(税別)
猫種毎におすすめの2つの遺伝子疾患を検査 9,800円(税別)
猫種毎におすすめの1つの遺伝子疾患を検査 5,000円(税別)
検査を受けあと、追加で検査をおこなう場合 1項目5,000円(税別)