2017. Oct. 16
ケアの方法を間違えると、大切な衣類が台無しになることも。そこで、衣類の“手軽な”ケアのプロ、Panasonicのアイロン担当者さんに、アイロンがけする上での洗濯表示の重要性についてうかがいました!
綿や麻など、高温に強い素材を主に使用している衣類であっても、ものによっては化繊など熱に弱い素材を少量ながら含んでいる場合があります。生地を触った感じや見た目で判断することなく、必ず洗濯表示に従ってケアするようにしましょう。
高温でアイロンをかけてはいけない衣類とは、従来の表示法では、アイロンのマークに「弱」「中」とあるもの。2016年12月から本格的な使用が始まった新しい表示法では、アイロンのマークに点が一つないしは二つあるものを指します。
特殊なコーティングが施された生地など、そもそもアイロンがけしてはいけない衣類もあります。従来の表示法・新しい表示法のいずれの場合も、アイロンのマークに「×」と表示されているものがこれに該当します。
アイロンの熱によって生地本来の風合いが損なわれたり、ひどい場合には穴が開いてしまったりと、生地をいちじるしく傷めてしまうことになります。不可表示がある衣類のアイロンがけは絶対に避けましょう。
洗濯表示にアイロンがけできると書かれている場合でも、熱に弱い生地を使用した衣類であれば、まずは目立たない箇所で試しかけするのがおすすめです。高級品や特殊な加工を施したものなど、面倒でも、大切な洋服を傷めてしまわないために必要な作業です。
また、デリケートな素材には、ハンカチなどで当て布をするのも効果的です。テカリが出にくく、柔らかな仕上がりになりますよ。
大切な洋服を長く愛用するには、衣類を正しくケアすることが欠かせません。その意味では、衣類ケアもまたおしゃれの一部と言えますね。洗濯表示に書かれていることをきちんと守り、おしゃれの達人を目指しましょう。
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