住まい・生活

マッチング成立なるか!?保護猫との「お見合い」に潜入 OMUSUBI

2017.02.13

保護犬猫と里親のマッチングサービス「OMUSUBI(お結び)」を通して保護猫を飼いたいという女性・Mさんに同行し、東京都内で開催された「譲渡会」なるものに同行。
Mさんと保護猫・まもる君とのマッチングは果たして成立するのでしょうか? いざ潜入!

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実際に触れ合うことができる「譲渡会」は、混雑になるほどだった!

譲渡会は、動物保護団体が主催する保護犬猫との出合いの場。誰でも無料で参加可能で、開催情報は「OMUSUBI」のほか、各動物保護団体のホームページなどで告知しています。
動物保護団体の方が手作りした犬猫のプロフィール用紙がゲージの前に貼ってあり、実際に触ったりすることも可能。

事前にホームページで希望の子をチェックしてから譲渡会に来る人もいますが、その場で気に入って申し込む人もいるのだとか。
この日は日曜ということもあり多くの人が出入りしていましたが、もっと混雑する日もあるそうです。

本当の家族として迎え入れるためのトライアル期間があった!譲渡までの流れとは

譲渡までの流れは動物保護団体によっても異なりますが、応募するには現在の住環境や先住猫がいる場合は健康状態、ワクチン接種に関することなど、詳細な項目が書かれたアンケートに記入することになります。

その後、里親審査を経て譲渡へ。譲渡は無料ではなく、費用がかかることは初めて知りました。これは保護~譲渡までの日常的な飼養費や不妊去勢手術、病気の検査料や治療費などのケアに掛かっているお金で、動物保護団体が活動を続けていくためにも必要な費用なのだそうです。

審査完了後も、すぐに飼い始めるのではなく2週間ほど実際に家で飼ってみる「トライアル」により、保護犬猫を本当に家族として迎え入れることができるのかどうかをチェックするようです。この際、動物保護団体の移動費が別途掛かります。
保護犬猫だからといって簡単に譲るのではなく、家族として適正か・きちんと世話ができるのかなど慎重に対応・ケアしていることが分かります。

先住猫がいるというMさんも、動物保護団体のスタッフに色々と相談していました。この日実際にまもる君を抱っこしてみた感想は、
「人に慣れていて、すごく可愛かった。実際に会ってみて、元気さや性格が分かってよかったです」とのこと。
日程調節し、トライアルに進むことになったようです。

無事、家族になれることをお祈りしています!

主催団体「nekonoko」の話を聞いてみた

この日譲渡会を開催したのは、動物保護団体「nekonoko~ねこのこ~」。代表の荻島裕美さんが子猫を拾ったことを機に多くの猫たちの幸せを願って12年前(2005年)から活動を続け、2011年にNPO法人となりました。

「里親さんとはよくコミュニケーションをとるようにしています。譲渡当初は、数ヶ月毎に里親さんから近況をもらい、困ったことがあればアドバイスをしています。その後も、1年毎に近況をいただくようにしています。里子にいった子たちが幸せそうにしていることを知ることができるのは、とても嬉しいですし、活動の励みにもなります」

と荻島さん。

動物保護団体はその活動自体が世間にあまり知られていませんが、保護犬猫とのマッチングサイト「OMUSUBI(お結び)」に登録することで、里親希望の方とのコミュニケーションが容易になります。

動物保護団体のほか個人で保護活動をしている人もいますが、いずれの場合も別の仕事をしながら動物の保護をしている人も多く、保護以外のところで負担がかかっているという実態が。いずれはOMUSUBIを使うことで、自分でホームページを作らなくても里親希望者とのマッチングが可能になるなど、動物保護団体が保護活動に専念できるようにしていくそうです。
動物保護団体と里親希望者、双方にメリットがある「OMUSUBI(お結び)」。サービス誕生の背景には何があるのでしょうか?
後編では、代表者のインタビューを中心に、ペットを飼ううえでの心構えを考えてみたいと思います。

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酒井理恵

酒井理恵

ライター、編集者。情報誌の編集として働く傍ら、美容・ファッション・健康関連記事の執筆を多く手掛ける。