2019. Oct. 31
自分の脳年齢を手軽にチェックできるという「脳検」。前編では、最近物忘れが増えてきた私の母に実際に受検してもらい、「脳年齢」を測ってもらいました(前編はこちら)。
後編では気になる疑問にまとめてお答えします。脳検の推奨受験年齢は40歳~90歳なので、自分自身が受けたいという方はもろちん「両親に受けてもらいたいけれど、実際のところどんなサービスなの?」と気になっている方も必見です!
脳検とは、三重大学医学部附属病院認知症センター長 佐藤正之先生が監修した「脳活性度定期検査」のこと。クイズ形式の簡単なテストを受け、その結果と様々な年齢の人との結果を比較し、認知機能の現状を「脳年齢」という指標で把握するものです。
そもそも脳の認知機能は、加齢とともに少しずつ緩やかに低下するものと考えられています。しかし、それが突然急激に低下しはじめ、一定のラインを下回ると「軽度認知症」「認知症」が疑われるのだそう。
脳検を定期的に受検し、対策を早めにとることをおススメします。
具体的な検査内容は前編で詳しくレポートしていますので、そちらを参考にしてください。
テストでわかるのは、脳年齢と今後の対策です。
受検項目は「数字の記憶」「言葉の記憶」「空間把握」「記憶と計算」「変化推理」の5つあり、それぞれの項目ごとの脳年齢と、総合的な脳年齢が表示されます。また、過去の結果が登録されている場合は前回結果との比較も表示されます。
脳年齢と今後の目標推移が赤い線で、実年齢が青い線で表示されます。赤い線が青い線より上にあれば、脳が実年齢より若いということ。赤い線が急激に低下したときは要注意です。
運動、生活習慣、食事など、普段からできる対策が表示されます。「詳しく見る」ページでは、具体的に何をしたらいいのかが細かく解説されます。
これまでの受検結果が一覧表示されます。自分の脳年齢と、(同じ年齢の人と比較した)偏差値が見られます。
パソコン操作が苦手な人の代わりに、友人や家族が申し込みをすることができます。
メールアドレスとパスワードを設定して、受検する人の氏名や生年月日などを登録。クレジットカードで支払手続きを済ませたら、申し込みが完了です。そのあとで「受検する方にパスワードを共有する」ボタンから本人にメールアドレスとパスワードを知らせると、本人が会員ページにログインして受検できます。
脳検は脳年齢の推移を見ることが大切なので、半年間(180日間)の定額制で6,980円(税抜)という料金プランになっています。期間中は何回でも受検が可能です。
支払い方法はクレジットカードのほか、セゾンカードの「永久不滅ポイント」も使えます。
また2019年3月31日までの期間限定で、キャンペーンを実施中。セゾンカードまたはUCカードで申し込むと永久不滅ポイント10倍&1,000円OFFになるクーポンも配布されています。詳しくはこちらをチェック!
実際に母に脳検を受けてもらい(前編参照)、脳年齢を知ることは家族の安心にもつながることを実感しました。プレゼントとして両親に贈るのも良さそう。こういった検査を上手に使って、家族にはいつまでも元気でいてほしいなと思います。
・対象OS/ブラウザー
Windows(Internet Explorer 11以上、Google Chrome最新版、Firefox 最新版)、
Macintosh:OS X日本語版(Safari 最新版、Google Chrome最新版、Firefox 最新版)
※スマートフォンでの受検はできません
・価格:半年利用プラン(180日)6,980円(税抜)
※本検査は標本データと比較することにより、認知機能の現状と推移を把握するものであり、認知症や軽度認知障害を医学的に診断するものではありません。また、それらの発症を防止するための訓練ツールでもありません。