2016. Jul. 13
5月にユーザー数が200万人を突破し、雑誌やウェブメディアなどでも取り上げられ、若い女性を中心に利用者が拡大している「nana」。ユーザーの多くは学生ですが、音楽を通じていろいろに人と交流できるというポイントは、大人でも楽しめそうな魅力です。前回、nanamusic代表の文原さんと、美人広報の鈴江さんに聞いてきたnanaの楽しみ方を参考にして、実際にサービスを使ってみようと思います。
スマートフォンさえあれば自分の歌や演奏が投稿できるSNS「nana」は、とにかく手軽。PCやオーディオ機器、音をミックスする技術も必要ありません。ベッドに横になりながらでも、数回操作すれば発信やシェアまでできてしまいます。であれば、やってみないわけにはいきませんね…。
まずはアプリをダウンロード。「nana」を開けばすぐに登録が可能です。メールアドレスや他のSNS登録をしなくても利用できますが、連携しておくとスマホを機種変更した際などでもすぐに再開できて便利です。また、他のSNSへのシェアも簡単に行なえます。
最低限の登録はあっという間に完了! プロフィールなどをきちんと入力した方が他のユーザーとの交流が生まれやすそうですが、それは後回しでも。誰かの歌を聴くことで「nana」がどんなサービスなのかがわかってきます。
そうは言っても、誰のどの歌を聞けば良いのでしょう? そんな時は「ピックアップ」や「人気の曲」を活用するのがおすすめです。また、自分の好きな曲やアーティストを検索して、その投稿から選んでみるのもおすすめ。とにかく誰かの歌を聞いてみてください。
実際に聴いてみるとわかると思うのですが、その人の肉声が聴こえるだけでかなりの親近感。初対面の人とカラオケに行った時のような感覚に近いのかもしれません。これはほかのSNSにはない魅力です。
「ピックアップ」や「人気の曲」は完成度の高い投稿が多いのですが、いろいろと検索して聴いてみるといろんなタイプの投稿があるということがわかるはずです。
歌が上手いことよりも、歌が好きなことが大切。それはどうやら本当のようです。私は高校時代にちょこっとだけバンドを組んでいたということもあり、歌うことはけっこう好きです。最近はカラオケにも行っていないのであまり自信はありませんが、気軽に自分の歌を投稿してみることにします。
もっともポピュラーなパターンは、誰かの伴奏に歌を重ねるという方法。基本的には、歌いたい曲を検索して好きな伴奏を選び、そこに自分の歌を重ねるだけです。伴奏さえ見つければ、数回操作して歌うだけなので、簡単に投稿できるはずです。詳しい方法は画像とともに解説しましょう。
録音する際は注意すべき点もあります。それは、カラオケ音源など、著作権を侵害する恐れがある音源は使用しないこと。「nana」は「JASRAC」「JRC」「イーライセンス」という機関と契約を結んでいるので、それらの団体が著作権を管理している楽曲を自分で歌ったり演奏したりして投稿するならOKということになっています。
また、スマホで録音する際はイヤフォンやヘッドホンを使用した方がベターです。少し考えれば当然なのですが、伴奏が2重に録音されるのを防いでくれて、声がクリアに録音できるはずです。自分が納得いく方法や道具をいろいろと試してみてください。
とにかく無事に投稿できました! 良かったらこちら で聴いてみてください(笑)。 ※クリックするとすぐに曲が始まりますのでご注意を。
あっけないくらい簡単に投稿できますが、投稿した以上はだれかに聞いてほしくなるのが人間というもの。そこで、いち早く「nana」のだれかとつながるためのポイントも下記にまとめておきます。
ポイントの1つであるハッシュタグは、Instagramと同じく7つ以上設定すると効果的なようです。投稿のキャプションに、曲名やアーティスト名などとともに“#nana民とつながりたい”、“#コラボ用”といった人気のハッシュタグを見つけて入れてみましょう。
・ハッシュタグ (#●●●) を利用する。
・TwitterやFacebookなどのSNSと連携する。
・21:00〜0:00のアクティブな(利用者が多い)時間帯を狙う。
・積極的に拍手やコメントをつけてみる。
・コミュニティに参加する。
これから「nana」を始めてみるなら試してみる価値はありそうです。私もすぐに実践してみようと思います。多くの人とつながることでどんどんハマっていきそう気もしますし、リアルイベントへの興味も高まっていきそうです。