2016. Jun. 9
「子供が生まれてから、レストランに行けなくなってしまった。」
「片付けが面倒臭い」
そんな不便を感じたことはないでしょうか?
いつもの自宅がレストランに変身。つまり、誰かが食材を買い揃えて、つくって、出して、片付けまでしてくれたら……。これはシェフ出張サービス「MyChef(マイシェフ)」を使って、こんな美味しそうな料理に辿り着くまでの実体験レポートです。
前編はMyChefで注文するまでの様子。後編でおもてなし当日の様子をお伝えします。
今回使った「MyChef」は個人向けのリーズナブルな自宅へのシェフ出張サービス。 サイト内には、たくさんのシェフが登録しており、お気に入りのシェフを選択し、自宅でコース料理をつくってくれるというサービスです。
何だかとても高そう…なんて思いサイトを眺めていましたが、シェフにより金額が違うものの、1人分のメニューを3,000円、3,500円、4,000円、4,500円、5,000円のいずれかで、4名~8名以内の食事に呼ぶことができるようです。さらにこの費用には、当日使う食材費・シェフの出張費・交通費・消費税・その他経費を全て含んだ金額ということらしく、とてもリーズナブルな金額に驚きました。
ということで、早速注文を開始します!
まずは、MyChef(http://mychef.jp)にアクセス。シェフに来てもらう家がある最寄駅と、来てもらう日程を入力します。
次に、様々な希望条件の中から好みのシェフを選びます。和洋中、様々な分野の実務経験を3年以上積んだのプロシェフが数多く登録しているよう。
ここも安心して依頼できるポイントになりそうなので、プロフィール欄を見て決めると良さそうです。ちなみに、今回は同世代のカジュアルな集まりで、野菜をしっかり食べたいというニーズに合った「はっぴぃシェフ」さんに決定!
登録が完了すると、事前ヒアリングシート画面が開けるようになります。当日はキッチン、調理器具、食器、調味料は家にあるものを使うらしく、キッチンのない場所、コンロが1口キッチンの場所は、シェフを呼ぶこと自体がNGだとのこと。
調味料がない場合、シェフによっては追加金額の発生がある場合もあるらしくここは注意が必要です。ヒアリングシートには、9つの質問項目があり、キッチンに何があるかを把握していれば5~10分。何があるか分からなければ、調理設備、器具、調味料をチェックしながら書き込む必要があるので、20分程度かかるくらいのボリュームでした。
ヒアリングシート内にあるシェフへの希望欄に、こんなイメージの料理が良い!という希望を記入しておくと、シェフがメニューを提案してくれるという便利なシステム。はっぴぃシェフは、デザート付きの料理を提供するシェフなので、4皿のうちの1皿をデザートにしてもらいました。
また、どんなシチュエーションでシェフを呼ぶのか、何を飲み物として用意しようとしているかなども伝えることで、シェフからのメニュー提案の確度も上がりそうです。
あとは当日を楽しみに待つだけでOKとのことです!
検索も注文も、通常のレストランの注文と同じくらい簡単でした。ヒアリングシートの書き込みが少し手間ですが、自分が持っている食器や調味料の棚卸にもなり、使っていなかった食器を見つけたりで少しテンションが上がりました。
シェフの口コミ評価などは無いので、味は食べてみてからのお楽しみになりますが、掲載されている料理の写真は、本当にそのシェフが調理したものらしく、この画像の料理を食べたい!というシンプルな理由でシェフを決めても良いかもしれないと感じました。
おうちで自分でもてなすとなると、そもそも買い出しの分量の検討がつかなかったり、当日の段取りを考えるのに時間も気も使いますが、MyChefを使えばシェフに任せられるので安心です。
取材当日、どんな料理が出るのか、そもそも家にシェフが来るってどんな感覚なのか、ぼやっとしかイメージが沸かないのですが、あとは当日を待つだけ。
当日の様子は後編でご紹介します!お楽しみに。