2017. Sep. 26
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「資産運用」に興味があるけどなんとなく難しそうだし、お金が減るのは避けたい…!
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専門家のアドバイスを参考に、“初心者向け”の投資信託から始めてみては? |
最近、女性誌などでも取り上げられることが増えてきた「資産運用」。預けたお金が増えたらもちろん嬉しいけど、逆にお金が減るリスクもあると聞くし、難しそうだし、なかなか始められない…。
そんな運用シロウトの私が、専門家を直撃!資産運用から、初心者にもおすすめと言われている「投資信託」の基礎まで、ゼロから学んできました。
今回お話をお伺いしたのは、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社の野水さん。
「資産運用に興味はあるのですが、難しそうという気持ちもあって。やっぱり挑戦した方がいいのでしょうか…?」といきなり弱気なことを尋ねる私に、初めての資産運用について優しく教えてくれました。
「昔と違い、今は定期預金の金利がすごく低い時代ですよね。コツコツ増えた利息もATM一回分で消えてしまう。さらに大企業だって倒産する、年金も貰えるか怪しい時代…。将来に対する漠然とした不安をみんなが抱いているんじゃないかと思います」と野水さん。
「日本は20年以上デフレが続いていました。デフレとは裏を返すと“現金の価値が上がる”ということ。そういう時代にはタンス預金にもメリットがありました。でも最近だんだんと景気回復の兆しも見えて、これからは逆にインフレに転じるのではないかと言われています。つまり、ここ20年続いてきた価値観を変えないといけない、貯金だけに頼ることがリスクになり得る時代が来るかも知れない」
野水さんいわく、転換の兆しはニュースや経済紙をチェックしなくても、普段の生活から感じ取ることができるそう。例えば「最近スーパーの価格が上がってる気がする」「給与やボーナスが少し増えた」「バイトの時給が前より高くなった」…こんなことも兆しのひとつだそう。
「インフレになる可能性が出てきたとはいえ、正直デフレが続くかインフレになるかは誰にも分からない。ただ分からないからこそ、備えるための資産運用、つまり“お金を守るための資産運用”を少しずつ始めることが、結果としてリスクを低減することにつながります!」
“守るための資産運用”が必要だということは納得できたけど、やっぱりなるべく損はしたくない…と思っていると、野水さんからアドバイスが。
「投資というと『楽して儲けたい!』『リスクをとって一発当てる!』といった博打的なイメージが根強いですが、守りの資産運用はそういった派手さは無く、地味なものですよ。コツコツじっくりと運用することでリスクをコントロールすることができます」
野水さんいわく、守りの資産運用に大切なキーワードはこの4つ!
たしかに、いかにも堅実そうなワードが並んでいます。それぞれについてさらに詳しく教えてもらいたいと思います。
それぞれのキーワードについては、初心者にもおすすめといわれている「投資信託」を例にとって、後編でご紹介します!
後編は2017年9月27日公開です。お楽しみに!