2018. Nov. 22
カメラの使いこなしにおいて、操作性ってものすごく重要です。私の場合、ミラーレス一眼2台と一眼レフ1台を使い分けているのですが、出番が多いものはやっぱり使いやすい。何が違うって、グリップの手馴染みがいいとか、設定変更に使う物理ボタンが使いやすいとか、そういうことだと思います。
一方で、「最も出番が多いカメラ」と言えるのはやはりiPhoneなんです。なんといっても軽くて小さい、いつも持ち歩いているという優位性があります。だけど、冒頭に挙げたようなカメラとしての操作性の面では「握りにくく落としやすい」「タッチ画面でのシャッターや設定変更がスムーズにできない」といった残念なところも…。
そんなiPhoneカメラの弱点を補って、機動性や画質などの強みを最大限に活かしてくれるiPhone用アクセサリーが「miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J」です。
人間工学に基づいたハンドグリップと機能的な5つの外部コントロールで本格的な一眼レフのような操作性を実現する高機能スマホアクセサリー「PICTOR ONE(ピクターワン)」。hintosでは以前にも体験レポートをご紹介していますが、今回のPICTOR ONEはその進化版です。
過去の体験記事:iPhoneが一眼レフに変身?Pictar Oneを実際に使ってみた
新しいPICTOR ONE、注目ポイントは以下です。
・新色:スモーキーホワイト、ローズゴールドが仲間入り
・アダプタ同梱でほとんどのサイズのiPhoneに対応
・各種ボタンとホイールの操作性が向上
以前から気になっていたアイテムなので、個人的には女性らしいカラーを選べるのがうれしい!PICTOR ONEはiPhoneに薄型のケースを装着したままでも使用可能なので、ケースを頻繁に着せ替える私はどんな色柄にも合わせやすそうなスモーキーホワイトを選びました。
モデルごとにサイズが異なるiPhoneですが、miggo PICTAR ONE PLUS MARK II Jの着脱部はバネ式なのでほとんどのサイズのiPhoneに対応しています。
4.7インチのiPhone7を使用している私の場合は、同梱のアダプターを使うことでぴったりと装着することができました。今後ディスプレイの大きなiPhone XS Maxに機種変更をしても、アダプタを外せばそのまま使えます。
さて、このmiggo PICTAR ONE PLUS MARK II Jを実際に使ってみて、私がオススメしたいと思ったポイントは次の2点です。
PICTAR ONEで の撮影には専用のアプリを使用します。アプリを使うアクセサリーは接続に手間取ってストレスになることがありますが、PICTAR ONEは BluetoothやWi-Fiではなく「超音波」を使ってiPhoneと自動接続するのでペアリングの手間がありません。撮りたいときにさっと撮れて、しかもBluetooth接続と比較してスマホのバッテリー消費も抑えることができるんだとか。これは相当便利なポイントです。
さらにアプリのメニューや操作性も抜群なんです。miggo PICTAR ONE PLUS MARK II J側の外部コントロールとアプリとの連動にタイムラグはなく、最初から「こういうカメラ」だったかのような使い心地。撮影モードや露出の変更が片手で簡単にできるので、シーンに合わせての撮影がとってもスムーズです。
miggo PICTAR ONE PLUS MARK II Jは手持ちの他のアクセサリーとも組み合せることができるため、iPhoneでの撮影の幅がぐっと広がります。
三脚を取り付けたり。
クリップタイプのアタッチメントレンズを付けたり。
LEDライトの取り付けもできます。組み合わせ次第で、スマホではなかなか撮れなかった写真が実現できそうですね。
次に、miggo PICTAR ONE PLUS MARK II Jを使って色々と撮影してみた中で特に役立った場面をご紹介します。
※撮影画像の編集にはフィルム風写真加工ができるアプリ「RNI Films」を使用しました。
橋の上やビルなどの高い場所から見下ろすように撮影したい!というとき。持ちどころがないスマホを欄干の外まで出して、その状態で画面上のシャッターを押す…なんて考えると落下が心配でゾワゾワしちゃいますよね。でも、手を伸ばしてもしっかり握ってそのままシャッターを押せるmiggo PICTAR ONE PLUS MARK II Jなら安心。ストラップが付けられるのもありがたいシーンです。
頭上の小枝、見上げた空や変わった天井など、自分の頭の「真上」を撮りたいとき。握りが不安定になってブレてしまいがちですが、miggo PICTAR ONE PLUS MARK II Jを装着していれば片手でも安定して狙った撮影できます。
背景の青いシャッターと花の色のコントラストがいいなぁと思って撮った一枚。ここは駅前の人通りが多い場所だったので、花と同じ目線までしゃがんで撮るのはちょっと恥ずかしかったんです。実はiPhoneの画面は確認しない状態での撮影なのですが、miggo PICTAR ONE PLUS MARK II Jのおかげで真上からでもシャッターボタンがしっかり押せたので花と同じ目線で撮っているように撮影ができました。
これもよくあるシーン。インスタ映えなスイーツやドリンク、小物なんかを片手に持っての撮影。こういう撮り方は一眼レフなんかだとかなり片手に負担がかかりますので、軽量で安定性もあるiPhone×miggo PICTAR ONE PLUS MARK II Jの活躍しどころだと思います。
と、いうようにスマホでの撮影では「あとちょっと…」「これはきついなー」と諦めたり失敗していたような構図も格段に撮りやすくなりました。使いこなせばもっと撮影の幅が広がってきそう。
iPhoneのカメラの画質は一眼レフに劣りません。特に新しいiPhoneはカメラ性能がさらに向上していますが、せっかくの性能も十分に活用できないのではもったいないですよね。miggo PICTAR ONE PLUS MARK II Jを組み合わせれば、iPhoneカメラの実力を存分に引き出すことができますよ。
ちなみに…手袋をしたままでもちゃんとシャッターを押すことができますので寒い冬の撮影でも活躍してくれます!自分へのクリスマスプレゼントにもおすすめのアイテムでした!