2017. Sep. 6
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おうち時間がもっと快適になるアイテムが欲しいな〜
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おしゃれで心地いい「MERI(メリ)」のルームシューズはいかが? |
おうち大好き人間な私がより快適なおうち生活を求めてやってきたのは東京の両国。手作りルームシューズブランド「MERI」の工房ショップ「MERIKOTI」さんです!
両国というと「国技館」が思い浮かびますが、この一帯は昔から「メリヤス産業」が盛んな地域でもあります。ブランド名の「MERI」はメリヤスの「MERI」、「KOTI」とは“故郷”を意味するフィンランド語なのだそう。
メリヤスから生まれた「MERI」のふるさと「MERIKOTI」は、見て触れて体験できるお店。ふかふかな手編みのルームシューズを手にとって選べるだけでなく、MERI誕生のきっかけとなった北国で伝わるおばあちゃんの知恵「布ぞうり」作りを熟練の職人さんから教わることもできるんです。
こちらはレッスンで作る布ぞうりのサンプル。店頭で販売されているMERIとは素材も作り方もちょっと違いますが、初心者でも扱いやすい生地です。
木製の編み台にぞうりの芯となるビニールロープをかけて、紐を編み込んでいきます。
「ギュウギュウときつく編むのかな?」と思っていたのですが、ふんわり締め付けずに編んでいくのがポイントなのだそう。力加減が難しい・・・。
途中で色を変えてみたり。自分好みにアレンジできるのがいいですね。
両足分を自分の足のサイズに合わせて編み上げました。編み目を均一に、両足を均等に仕上げるにはまだまだ練習が必要そう・・・。ロープを引っ張ってぞうりの形を整えます。
鼻緒も好みの柄で。用意されている生地や鼻緒の柄はその時々で異なるので、どんなものを作れるかはお楽しみ。
無心に編み続けて3時間!完成した布ぞうりをお隣さんの作品(画像左側)と並べてみると、一緒に作ってもそれぞれに個性が出て面白いですね。時間も手間もかかりますが、自分で仕上げた布ぞうり第一号は宝物です。
店内にはさまざまなサイズ、カラーのMERIたちがずらりと並んでいます。布ぞうり作りを体験したあとにもう一度商品を手にとってみると、プロの職人さんの手仕事の素晴らしさが一層よくわかります。
年季の入ったメリヤスの編み機。こんなものが見られるのも工房ショップならではですね。
MERIに使われているニット紐は、糸の中心部が空洞で空気をふんわりと含んだ「中空糸」という素材が使われています。通気性と保湿性に優れているので、夏はサラリとして冬は暖か。その上、抗菌防臭効果まであるのだそう!このふっくら優しいニット紐を、これまた優しく手作業で編み上げていくんです。
MERIチーフデザイナーの草本美樹さんにお話を伺うと、「機械ではできない手作業ならではの一番の違いは、ふんわりと空気を含んだ柔らかい履き心地ですね。職人さんの微妙な力加減で、土踏まずの部分とフチの部分とで固さを調整したり、使用する紐の色によっても染料の影響で感触が異なるので、ひとつひとつ丁寧に調整しているんです」とのこと。
一足を編み上げるのに3時間、職人として技術を習得するには一年もの修行期間を要するのだそうです。MERIの一足一足に、こだわりと技術がぎゅぎゅっと詰まっているんですね。
夏場は裸足で履いてさらっと心地良いMERIですが、秋冬には指割れのおしゃれなソックス「TUTUMU(ツツム)」との組み合わせも楽しめます。MERIとTUTUMUを組み合わせてギフトに選ばれる方も多いのだそう。いつも足先だけ冷えがちな私も一足お買い上げです。
MERIKOTIで作った初めての布ぞうり。さっそくおうちで愛用しています。
足の裏がふんわり優しく包み込まれる感じ&編み目の適度なポコポコ感が気持ちいい〜。汚れた時はネットに入れて洗濯機に入れればOKとのことで、お手入れが簡単なのもうれしいです。
TUTUMUと組み合わせて。このソックスも実際に履いてみると驚きの心地よさなんですよ!つま先に縫い目がなくかかとが立体的に編まれているので、履いていて全くストレスを感じない優れモノです。
おうちの中で履くものがかわいくて快適だと、とっても幸せな気分になれますね。季節や洋服に合わせて、家族へのプレゼントにも・・・色んな色柄で揃えたい!と思った私でした。
〒130-0014 東京都墨田区亀沢1-12-10 平井ビル1F
営業時間10:00〜18:00