2019. Mar. 20
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日本には、その土地ならではの魅力的なおいしいお菓子がたくさんあります。地元の人がよく食べているお菓子をチェックしてみると、まだ知らない銘柄に出会えるかも……?
この連載では、お菓子のエキスパートが「食べてみて想像以上の発見があったもの」と自らハードルを高く課したお菓子を、なんと全国各地から5つピックアップしてご紹介!
選んでくれたのは、お菓子勉強家の松林千宏さん。
「テレビチャンピオン お菓子通選手権」(テレビ東京)ほか、3度の優勝。現在「お菓子勉強家」として活動し、TVや雑誌などのメディアでも幅広く活躍中!
静岡の洋菓子店で販売している焼き菓子「あげ潮」。昭和24年頃、創業者が東京・アメ横でコーンフレークを見つけ、何かお菓子が作れないかな……と考えたことがきっかけでこのクッキーが生まれました。180gで675円。50gで270円のミニあげ潮も、かわいい人形のイラストパッケージで人気です。
では松林さん、このお菓子を選んだ理由を教えてください!
松林さん「あげ潮は、仕事関係の方のご実家が静岡で、そのお土産として持ってきてくださったのがきっかけで知りました。静岡の人は日常的なおやつとして食べているそうです。箱もレトロでかわいいですよね」
松林さん「あげ潮という名前は、満ち潮と同じ意味合いで付けられたそうですよ。『潮が満ちるように幸運が打ち寄せて、運気上昇しますように』という願いが込められています」
松林さん「さらに、大容量パックだと180g入っているので、ホームパーティや家でのおやつとしてみんなで食べられるのもいいですよね」
松林さん「ほかでは味わえない新食感です。サクサクかつ、ナッツやドライフルーツの食感がミックスされて……本当に口に運ぶ手が止まらなくなります(笑)静岡といえばうなぎパイを思い出しますが、他にもおいしいお菓子がまだまだあるんだぞ! と言いたいですね」
パクッと食べやすい大きさ。ひと口で食べてみました!