2018. May. 15
こんにちは!都内IT企業勤務・ぴろりです。
私は究極のめんどくさがりやで、極力動かずに毎日を過ごしたいと思っています。世の中の全ての道が、空港のベルトコンベアになる日を夢見ています。
最近、家でテレビを見たり、エアコンをつけたりするために手を伸ばすのさえもめんどくさくなってきており、これはそろそろ流行りのスマートリモコンというものに手を出すべきでは?!と重い腰をあげてみました。
最近よく聞くけど「スマートリモコン」って一体なんなんだ。GoogleホームとかAlexaと何が違うんだ?ということで、基本的なことについて調べてみました。
スマートリモコンとは「赤外線リモコン家電とネットワークを繋いでくれる機器」。むずかしいですが、家中のあらゆる家電の赤外線リモコンを1台にまとめられる便利なリモコンと思ってもらえれば大丈夫です。
家電を簡単に操作するためなら、「OK, Google電気つけて」でおなじみのスマートスピーカーを買えばいいのでは…?と思っていたのですが、スマートスピーカーで動くのはWi-Fiで家庭のネットワークにつながっている機器のみ。
ただ、日本の家電の多くはWi-Fi接続ではなく、赤外線リモコンで起動する機器が圧倒的に多いのです。ということは、スマートスピーカーを買うよりスマートリモコンを買った方が、より簡単に家電操作を一括でまとめることができるんだとわかりました。
そして、スマートリモコンにもいろんなメーカーが商品を出している中で、今回使ってみたのがこちらの「Magic Cube」という商品。
完全にこのかっこいいデザイン性に惹かれ、更にスマートリモコン初心者でも手を出しやすい5,000円台という値段に惹かれて使ってみました。
Amazonや、スマートリモコン比較記事でも「値段の割にはコスパがいい!」「とにかくデザインがカッコいい!」と書いてあったので楽しみでした。
Magic Cubeの特徴はなんといってもこのシンプルなデザイン性。マットな黒色のキューブ型は、どんな部屋にもなじみました。早速私の家のいろんなところに置いてみました。
▽いつも作業しているデスクの上
▽ベッド近くのサイドテーブル
▽そしてテレビ台の上
どこにおいても馴染むデザイン、手のひらサイズの小ささなので置く場所は選びません。
スマートリモコンは初期設定がいろいろと難しそうな印象があったのですが、実際にやってみると予想以上に簡単にセッティングができました。必要なステップはこの2つ。
①専用アプリをダウンロード
②家電とMagic Cubeを接続する
Magic Cubeを使うには、専用のアプリ「Home Mate」が必要です。このアプリがすべてのリモコン代わりになっていきます。
アプリのダウンロードが終わると、Magic Cubeと家のWi-Fiを接続するセッティングがあるのですが、全部アプリ内で誘導してくれるので説明書が無くともさくさくと進められました。
いよいよ、部屋にある家電とMagic Cubeを接続していきます。
アプリから家電のカテゴリを選び、ブランドを選んでいきます。例えば私の部屋はFujitsuのエアコンなのですが、設定する場合はこんな感じ。
家電のカテゴリ>ブランド>リモコンの動作チェック、という流れで進んでいきます。
アプリに表示されるリモコンのボタンを押していくと、自分の家電に合うリモコンの時に「ピッ!」と音が出るのですぐわかります。
「え?これだけで繋がるの?」と、思った以上に接続が簡単でびっくりしました。一度接続が完了すると、次からはスマホがリモコンとして使えるようになっています。
温度調節、風量、タイマー機能などエアコンの必要な操作がスマホのボタンを押すだけでできるんです!タイムラグもほとんどないので、実際のリモコンを押しているような感覚でした。
家電の該当ブランドがない場合も大丈夫。アプリ内で簡単にリモコンをつくることができました。
私の場合、テレビのメーカーが入っていなかったので、新規にリモコンを作成しました。
アプリで電源ボタンとなる部分を押した後に、テレビのリモコンの電源ボタンをMagic Cubeに向かって押すだけ。文字にするとわかりづらいですが、これも実際にアプリ内に誘導があるためすごく簡単にできました!
こんな感じで、あっというまにエアコン・テレビ・照明の接続が完了!所要時間は30分位でした。
今までリモコンの場所まで歩いていましたが、今後はソファにいながら、スマホひとつで家電のON/OFFができるように。生活がさらに便利になって嬉しいかぎり。
多くのスマートリモコンには、複数の家電を同時に操作できる「シーン機能」があるんです。Magic Cubeもその機能がついており、これがまぁかなり便利なんです!
例えば、リビングの「エアコン」「テレビ」「照明」の電源を同時につけたい時ありますよね。事前にその3つの動作をアプリに登録しておくことで、ボタンひとつ押すだけでで3つの電源をつけることができます。
本来であれば3つのリモコンを操作する手間を、スマホのボタンひとつでできるようになるのでかなり楽です。
私はよくエアコンと電気をつけっぱなしで寝落ちしてしまうケースが多いので「1時間後に照明とエアコンをオフ」という寝る前を想定したシーンを作成してみました。
眠くなってきたらベッドの上で「1時間後に照明とエアコンをオフ」のボタンを押せばセッティング完了。風邪を引くことも防げて、エコにもつながり、快眠もできます。
また、シーン機能をiPhoneのウィジェット部分に登録することでさらにリモコンまでのアクセスが簡単になりました!
わざわざアプリを開かなくても、ロック画面の時でも右スワイプをするだけでスマホがリモコンになるんです。もはや普通のリモコンを使う理由がなくなってきました。
今回初めてスマート家電を使ってみたのですが、これによって今まで「めんどくさい」と感じていたリモコンの管理が一気に楽になりました。
スマート家電って設定が難しそうなイメージがあり、なかなか最初の一歩が踏みだせていませんでしたが、Magic Cubeの場合はアプリ内のていねいな説明と簡単な操作で初心者の私でもすぐに慣れることができましたよ!
値段も安い分、温度や湿度のセンサー機能などは搭載されていません。しかし、基本的な操作やGoogle HomeやAlexaなどのスマートスピーカーとの連携もできるためこの値段にしては十分だと思いました。
今後スマート家電でちょっとでも暮らしを楽にしてみたい方、まずはエアコン・照明・テレビなど一番身近なものからはじめてみませんか。