2016. Sep. 5
あなたも小さい頃に想像したことはありませんか? もしも、自分のジェスチャーや声だけで、思い通りにオモチャが動いてくれたら……そんな夢のような世界が今、IT技術の進歩によって現実になりつつあるのです。
今回は、そんな「普通の電池が魔法の電池になる」スマホコントロール型IoTデバイス「MaBeee」で、実際に甥っ子と遊んでみました!
ものは試し。筆者も童心にかえって、甥っ子と一緒にMaBeeeの性能がどの程度のものなのか力試し!
MaBeeeをプレゼントすると、甥っ子は「これどうするの〜?」と、興味津々な様子。
今回は、プラレールを動かしてみることに。その中でも単三電池で動く「機関車トーマス」の「パーシー」で遊んでみました。
ちょっと失礼して、パーシーの内部に「MaBeee」を装着します。
同時に、スマホに操作アプリの「MaBeee コントロール」をインストール。
そして、設定画面からタップすることで、パーシーに装着したMaBeeeに、Bluetoothで接続しました。
MaBeeeは、7つの操作方法で動かせるみたいです。
はじめは「かたむき」を選択して、甥っ子にスマホから操作してもらいます。持っているスマホを手前にぐーっと傾けると……
オモチャが動きました!写真だと伝わりにくいのですが、スマホの傾き度合いに合わせて、パーシーのスピードが変化していきます。傾きをもとに戻すと止まります。傾けつづける限り列車も動き続けるようで、スピード操作も自由自在です。まるで実際に運転しているような感覚に!
「ふる」操作でも同じように動きました。ただし、3歳6ヶ月の甥っ子。まだ勢いよくスマホを「ふる」ことができず、うまくパーシーが走ってくれませんでした(笑)
(あとから分かったのですが、「せってい」画面で「ふりやすさ」を「かんたん」にすると、子どもでも手軽に使えるようになるらしいです)。
次は「こえ」モードに切り替え。大きな声で「発車~!」と叫んでもらいました。
すると、叫んでいる時だけパーシーが動きました。どうやら、声を出している時だけ進むようです。
甥っ子はこの「こえ」操作がツボにはまった様子でした!パーシーを一心不乱に追いかけながら、「発車!発車!発車!」と叫び続け、自分の声に反応してオモチャが動くという体感に興奮しているようでした。そして声の大きさによっても動くスピードがコントロール可能な様子。
よほど楽しかったのか、いつまでたってもプラレールをやめようとしませんでした!
最近、テレビなどで紹介されている映像を見たことがあったので、ずっと気になっていた筆者。実際に遊んでみて気づいたその驚くべき特徴をまとめました。
「MaBeee」は電池に装着するだけで、プラレールや動くロボットなどをスマホから簡単にコントロールできてしまう新時代のIoTデバイス。
そして、使用するオモチャや道具の電池に合わせて装着が可能だったのです!例えば、普通の単四電池にカバーを装着すると、単三電池の大きさで取り扱うことができます。
Mabeeeの最大の特徴は、Bluetoothでスマホアプリと連動し、オモチャをコントロールできるという点でした。今まではラジコンでしかできなかった遠隔操作が、様々なオモチャを動かせるようになっていたのです。スマホとMaBeeeさえあればお手軽に操作できるというわけです。
MaBeeeの操作パターンはとっても多様でした。多くのバリエーションがあるため、遊んでも飽きのこないデバイスに! 完成度が高いと感心してしまいました。
このように子供が夢中になってしまうMaBeeeですが、アマゾンなどのネット通販のほか、コジマ、ソフマップ、トイザらス、ビックカメラなど、全国のお店でお手軽に入手可能となっています。
今回動かしたのはプラレールの「パーシー」でしたが、MaBeeeはミニ四駆やラジコン、電池駆動式のぬいぐるみやロボットなど、多くのものに「魔法」をかけることができます。
単四電池ですが、電池持ちも子供が大はしゃぎで遊び疲れるくらい十分でした。
甥っ子のように、子供を一瞬にしてトリコにしてしまうMaBeee。今後もアプリの更新によって、様々な機能を拡張できるとのこと。期待大ですね!