2017. Jul. 15
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LINEスタンプ、作ってみたいけれど難しそう……。
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スマホでLINEスタンプを簡単に作れるLINE Creators Studioを試してみたら? |
絵の才能がある、イラストレーターなど専門ツールを持っている……などこれまでは作れる人が限られていたLINEスタンプ。ですが、「LINE Creators Studio」は、スマホと写真素材さえあれば誰でも簡単にLINEスタンプを作ることができます。まずは、大まかなステップをチェックしてみましょう。
1. アプリ「LINE Creators Studio」をダウンロードする
2. スタンプにしたい写真を用意する
3. 写真を切り抜き・加工し保存
4. LINE Creators Marketに販売の申請
5. 審査完了後に販売開始
LINEのアカウントを持っている人ならば、たったの5ステップで販売ができます。
事前準備としてオススメなのが、スタンプのテーマを決めておくこと。もちろん、自分のカメラフォルダから写真をランダムに選んで作ることもできますが、使う写真の種類や利用シーン例えば、日常の挨拶、ビジネスシーンでのあるあるネタを決めておくと、統一感のあるスタンプができます。
それでは、早速制作開始。
スタンプを作るために、まずは「LINE Creators Studio」アプリをダウンロードします。アプリにはトリミングや画像加工などすべての編集機能が搭載されています。
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/line/id1239684967
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.linecorp.usersticker
アプリを起動したら、スタンプのタイトルを入力します。後から変更できるので、仮タイトルでもOK。今回筆者は、仲良しの友人たちから子どもの頃の写真を集めて作ってみました。
使用したい写真を選択します。画面下の「+」をタップするとメニューが現れます。カメラフォルダにある写真を使う場合は真ん中の「丸い風景のボタン」をタップ。その場で撮影する場合が「カメラマーク」をタップします。
まずは大まかにトリミング切り抜きしたい部分を選びます。ぐるっと一周囲うと、その後さらに細かく調整できるようになります。写真を二本指でズームにし、白い線の上にある緑の玉印を移動させるのがポイント。
人の髪や動きのある動物は、輪郭をぴったりとるのが難しいので、あえて少し離れたところに線を引くのもおすすめ。スタンプになったときに違和感もありません。
トリミングが決定したら、パレットの中で、写真の大きさやレイアウト位置を調整します。写真を二本指で触るとズームや移動などが簡単にできます。
レイアウトが確定したら一度「完了」をタップします。すると、スタンプのインデックス画面に戻ります。そこで、再度、編集したいスタンプをタップ。スタンププレビューが表示されたら、作業の前に「左から2番目のボタン」をタップしてコピーを作っておくと、元画像が複製され、やり直したいときに便利です。
写真が暗い、もっと雰囲気を出したいなどの場合は、「フィルター」や「色調調整」を使用します。フィルターは全部で約60種類。色調調整はInstagramなどでお馴染みのメニューが揃っています。
「ブラシ」を使って色を足し、スタンプを華やかにします。「ブラシ」は色、サイズ(太さ)、筆圧(値が小さいとぼんやりします)の調整が可能。背景全体に色を付けるのも良し、また文字の下など一部に色を付けることもできます。
最後に「テキスト」を入力します。文字はフォント、色、サイズの変更が可能で、絵文字も利用できます。横書きの場合はそのまま入力していきますが、縦の場合は一文字ずつ改行して、写真のように縦に文字を並べていくとその後の加工が楽です。
また、写真のように一文字一文字に強弱をつける方法もあります。この場合、一文字ずつ入力し、サイズも変更しています。文字が重なってしまった場合は、一番手前に表示したい文字を選択して「前面に表示」をタップします。
というわけで、完成したスタンプ8個がこちら。販売するためには最低8つのスタンプが必要です。販売の申請は8個、16個、24個、32個、40個の単位でできます。
ちなみに、2017年7月6日からは、新着・ランキング・検索一覧に掲載されなくなる「プライベート設定」も使えるように。ますます仲間や家族間でオリジナルスタンプを楽しめそうですね!
後編では、実際に販売のための申請・リジェクト(LINEからの修正依頼)の対応法を紹介します。