2017. Aug. 2
やっぱりオシャレな部屋に住みたい!その欲求は賃貸の部屋でもなくならないもの。とはいえ、壁紙の張り替えは結構なお金がかかりそう……。調べてみると、一人でオーダーして壁紙を張り替える人もいるということがわかりました。もしかしたら、私でも出来るかもしれない……。
早速、わたしの部屋をプチリフォームしてみることにしました。
今回オーダーするのは、壁紙販売サイト「壁紙屋本舗」。
「誰もが、思いついたときに貼り替えられる」というコンセプトで豊富なデザインや色柄の壁紙を取り揃えています。その数なんと「2万種類」。国内外の多くの壁紙を取り扱いしているとのこと。中には貴重なビンテージ壁紙も。
サイト内には、壁紙の色や柄、施工例や部屋のトーンでおすすめされている壁紙などもあるので、目指している部屋の方向性を決めつつ壁紙を選びます。
まずは、壁紙の種類と施工ガイドをチェックしてみます。
タイプが色々あるので、しっかり読んで用途に合うものを選ぶのですが……。特に確認しておきたいのは、壁がどういう材質なのかと、どういう壁紙が適しているかということのよう。
ちなみに我が家は
・壁の材質がコンクリート
・賃貸住宅退去時に壁紙交換予定 ※条件等を必ず大家さんにご確認ください。
・ベースの壁紙は凹凸のある素材(剥がすのは難しい)
という条件がありました。
そのため、オーソドックスな「のり付き」の壁紙をオーダーすることに。木造の壁の場合はホッチキス止めという方法や、ビニールタイプの壁紙に両面テープといった方法も存在します。
適した素材が分かったら、次にデザインを決めていきます。
最初は白色の壁紙を張り替える予定でしたが、ターコイズやブルーのアイテムを集めるのが好きなので、hintosカラーに近い色の壁紙に変えてみることにしました。
今回選んだ壁紙は、2W費用は2285(LW-200)です。壁紙と工具込で1万5,000円でした。
ちなみに、オーダーする際に気をつけた方がいいポイントは2つです。
1.張り替えタイミングに合わせてオーダーしたほうが◎
2週間以上経ってから貼ろうとすると壁紙ののりが固くなってしまい上手く壁にくっつかないことも。施工する日から逆算してオーダーする事が大切です。
2.ちょっと多めにオーダーしておこう
貼り合わせの失敗などを換算し、1巾分ぐらいは余分に購入しておくと良さそう。
オーダーしてから5日で「壁紙」そして「施工道具7点セット」が到着しました。
施工道具7点セットは、右側上から順に、
① カッター。壁紙をカットするのに使用。
② ジョイントローラー。コンパクトなサイズのローラー、壁紙と壁紙の間をキッチリ付けるために使う道具。
③ 竹べら。壁紙の折り目付け用の器具。
④ なでバケ。壁と壁紙の間に空気が入った際に、押し出しに使用する道具。程よい硬さで壁紙にシワをつけることなく、空気を取り除いてくれる。
⑤ 地ベラ。壁紙をカットする際に使用する道具。基本セットの中で一番使用する道具といっても過言ではないと思う(これが使いこなせれば1人でも壁紙貼りができるはず)。
⑥ スポンジ。ノリの余りをふき取り用。大きいので一気にふき取ることができる。
⑦ 幅広マスカー。床に汚れを付けない為に養生に活用する。壁紙をオーダーしたらサービスで入っていた。
半分以上が、初めて手に取る道具です。これを活用しつつ、壁紙の貼り合わせが私にも可能なのでしょうか……。
では早速壁紙を貼っていきます。
まずは、ポスターやラックなど、壁についているものをすべて外します。
カッターと地ベラを使って壁紙を切断します。
糊がついた壁紙なので、まっすぐ切ることが難しく上手く力をかけないと断面がギザギザになってしまったり斜めに切れてしまう事ことも。
いきなり、一発で壁に合わせて貼るのは至難の業です。私自身、最初の1枚目は壁に貼るだけで30分もかかりました。ゆっくりと片側から丁寧に貼っていきます。
壁と壁紙の間に空気が入ってしまったら、空気が入った部分を優しく押し、キレイにしていきました。
頑固な空気や壁から突起物が出ている箇所については地ベラ(鉄でできたヘラ)を使って慣らしていくとうまくできました。
両方に適度な力をかけて直線にひくことを心がけながら、地ベラを使って、余った壁紙をカットしていきます。
このとき、カッター部分にばかり力をいれていると地ベラの方が動いてしまい切断した部分が波打ってしまうので要注意。
大まかな作業はの2~5の繰り返しです。2枚目からは、前の壁紙にさらに壁紙を足していきます。
今回は、単色の壁紙を選択しましたが、パターンやキャラクターが存在する場合は、柄をチェックしつつ貼る場所を微調整しなければいけません。 また、壁紙が重なる部分には、ジョイントローラーと呼ばれる小さなローラーを使用し、壁紙と壁紙を圧着させていきます。
着々と壁紙を張り替えます……。見た目は簡単ですが、かなり力がいる作業。
体力に自信がある人に担当してもらうといいかもしれません。後編では、いよいよ完成したお部屋のお披露目と、壁紙を1人で張り替えてみて感じた難しかったポイントや実作業時間などをまとめてご紹介します!