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【前編】最近よく聞く「VR」ってなに?「みるボックスタッチ」で体験してみた

2016.07.09

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10月に発売される「PlayStation®VR」の予約があっという間に品切れになったというニュースなど、最近“VR”が何かと話題になっています。ところで、“VR”って何でしょう? “Virtual Reality (バーチャルリアリティ)”の略であり、直訳すれば“仮想現実”ですが、それだけではよくわかりません。

そこで、手軽にVRが楽しめる「みるボックス」を開発したWHITE inc.の代表取締役社長/CEOを務める神谷憲司さんに教えてもらいました。

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WHITE inc.の代表取締役社長/CEOを務める神谷賢司さん。

そもそも“VR”ってどういうことですか?

Q:初歩的な質問で申し訳ありませんが、“VR”って何なのですか?

わかりやすく言えば、VRは360度の映像ですね。主観ビューによって主人公になりきって体験ができるというところがVRのおもしろさの肝だと思っています。

Q:いまいちイメージできないので、もう少し詳しく教えていただけますか?

Googleのストリートビューを思い描いていただけるとわかりやすいかもしれません。映像が360度なので視点を自由に動かせるんです。最近では YouTubeの動画がどんどん360度対応になっています。スマホのYouTubeアプリで“360度動画”と検索するとすぐに体験していただけるはず です。スマホの方向を変えることで視点が動き、映像内に独自の仮想空間があるように見えませんか?

スマートフォンのYouTubeアプリでVR (=360度動画) を体験してみてください。

Q:試してみてわかってきました。ところで、3D映像とは違うんですよね??

3D動画は立体的な映像です。最近は3Dの映画も当たり前になってきましたね。VRも3Dで見ることができるケースが多いのですが、その場合はスマホなど だけではなく、ゴーグルが必要となります。3DだとVRの現実味がいっそう高まって、没入感がぜんぜん違います。本当に映像の中にいるような感覚になれる わけです。

Q:ゴーグルを掛けてVRを3Dで見てみたくなりますが、かなり大掛かりな装置が必要なんですよね?

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3Dが見られるVRは何となくこんなイメージ。

3DのVRを見るためのヘッドセット (装置) である「オキュラスリフト」などは、確かにかなりゴツい印象ですよね。しかも値段もけっこうします。反対に、スマホを活用して立体的なVRを手軽に見られ るようにしたのが「みるボックス」ということです。スマホを活用した“スマホVR”がみなさんの身近なところで広がっていくVRのカタチだと思っていま す。しかも「みるボックス」はダンボール製で価格も手頃。使い捨てでも良いくらいに考えています。

“スマホ+ダンボール製ゴーグル+独自開発シート”で“操作できるVR”が一気に身近に

Q:ダンボール製なんですね。ほかにはない画期的なゴーグルということですか?

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「みるぼっくすゴーグル」。スマートフォンを活用するダンボール製のゴーグルなので、たった¥1,000で立体的なVRが楽しめます。

実はスマホ+ダンボール製ゴーグルというセットなら、Googleの「カードボード」といったツールもあります。ただし、「みるボックスゴーグル」から進 化した「みるボックスタッチ」は画期的。操作や入力を可能にしました。いくらVRでも、見るだけではどうしても飽きてきて誰でも操作したくなるものなんで す。インターネットもインタラクティブ (双方向) だから楽しいし便利なわけですから。

Q:操作できるゴーグルとなると高価になりませんか?

確かに、Bluetoothなどのワイヤレス技術で接続するコントローラーなどを使ったら高くなってしまいます。しかし、「みるボックスタッチ」が革新的 なのはそこで、操作や情報の入力をシート1枚で可能にしているんです。これがわれわれのキーテクノロジーで、導電性 (電気を通す) インクを使用して回路パターンを描くことで静電容量 (電気が蓄えられる量) を延長してスマホに伝達し…

Q:難しいことはわかりませんが(笑)、そのシートのおかげでダンボール製のゴーグルでバッテリーも使わずにタッチ入力が可能になったということでしょうか?

その通りです(笑)。従来はスマホなどを傾けることによってジャイロセンサーで操作していましたが、シートを1枚加えるだけで手元のタッチ操作で情報が入力できるようになるので、いろいろと応用しやすくなっています。

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これが「みるボックスタッチ」。ダンボール製のゴーグルに先端技術が採用されています。
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ゴーグル右側の丸い部分は、実はこんなパーツの一部。独自に開発した世界初のタッチインターフェイス「Touch User Interface Module」(指先での操作を可能にする装置) です。明治大学の研究成果であるExtentionSticker技術を応用しています。
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サークル状の部分に触れたりなぞったりすることで、直感的に操作ができます。

“操作できるVR”の注目度は高くて、10月に発売予定の「PlayStation®VR」は予約ですでに完売。ただし、「みるボックスタッチ」の方が断 然リーズナブルですし、ダンボールなのでカスタマイズも可能です。ゲームに限らず、仮想ショップで買い物を楽しめるようになるなど、あらゆる方面に浸透し ていく可能性を秘めていると思っています。

VRというと仰々しいまでの装置が必要で、かなり敷居が高い印象がありましたが、ダンボール製なら気楽に使えそうです。ということで早速、気軽に購入して試してみることに。Amazonから購入できます。

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「みるボックスタッチ」は税込みで¥2,700。スマートフォンをセットするだけで最先端のVRが手軽に体験できます。

早く使ってみたくて気づいたら翌日配達指定に(笑)。実際に使ってみた感想などは後編でまとめます。

ラジオ番組J-WAVE 81.3FM「 INNOVATION WORLD」

毎月最終日曜夜10:00-10:54オンエア

ナビゲータ:VERBAL(m-flo)

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平格彦

平格彦

出版社を退社後、独立してライターやエディターなどとして活動。紙からウェブまで幅広く執筆している。http://www.pop-jpn.com