2018. Oct. 16
スマホはもはや生活必需品。気が付くとiPhoneを一日のうち何時間も利用しているという方も多いのでは?そんなiPhoneのiOSがこのたび新しくなり、嬉しい機能が追加されました!
利用時間を分析したり制限したりできる、その名も「スクリーンタイム」です♪
iOS12で追加された新しい機能。iPhoneをどれくらいの時間使用しているのかをモニタリングしてくれるツールです。利用時間を確認できるのはもちろん、見すぎ防止のためにiPhone自体の利用時間を制限したり、それぞれアプリごとの利用時間を設定したりすることもできます。
ついついスマホを使い過ぎてしまう方が自己管理するのにもとても役立つツールですよ。
「スクリーンタイム」は「設定」→「スクリーンタイム」から確認できます。
画面上部、自分のiPhone名の項目をタップすると、詳細な利用状況が確認できます。
データは「今日」と「過去7日間」をそれぞれ確認することができます。このようにグラフで表示されるのでどのアプリにどれだけの時間を費やしているかが一目瞭然ですね!
そして驚きなのがこちらのデータ。iPhoneを持ち上げた回数、アプリごとの通知回数まで分かるんです。無意識に自分が一日にスマホを50回以上持ち上げていたことにびっくりしました…!
まずは「スクリーンタイム」自体をオン/オフにする方法です。初期設定ではオンになっていますので、オフ(解除)にする手順をご紹介します。「スクリーンタイム」の画面の一番下にある「スクリーンタイムをオフにする」をタップし…
続けてパスコードを入力し、「スクリーンタイムをオフにする」をもう一度タップすれば設定は完了です。(オフにするとこれまでのスクリーンタイムのデータはすべて削除されますのでご注意を!)
次に休止時間(iPhoneを使わない時間)を設定する方法です。「スクリーンタイム」画面の「休止時間」の項目をタップし…
こちらをオンにして開始時間と終了時間を設定すれば完了です。この設定をすると休止時間開始の5分前に通知がきます。また、休止時間中にも特定のアプリだけは使えるようにしたい時は、「スクリーンタイム」画面の「常に許可」をタップし…
左の+マークをタップします。
これで休止時間中でも例外として使えるアプリにカメラが追加されました。
次はアプリに対して利用時間などを設定する方法です。まずはアプリカテゴリごと(SNS、ゲーム、エンターテイメント…など)の設定手順です。「スクリーンタイム」画面の「App使用時間の制限」をタップし、
アプリカテゴリを選んで右上の「追加」をタップします。
ここで希望の使用時間と曜日などを設定すれば完了です。制限を解除したい時は右下の「制限の削除」からできます。
さらにそれぞれ一つ一つのアプリごとに利用時間の制限をかけたい場合は、「スクリーンタイム」の詳細画面からアプリを選び、
「制限を追加」をタップすることにより、同じように時間や曜日を設定することができます。
最後に、アプリ購入や位置情報サービスなどを制限する方法です。「スクリーンタイム」画面の「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ、こちらをオンにするとそれぞれの項目で制限をかけることができます。
例えばお子さまのiPhoneで見ることのできるWEBサイトに制限をかけたい時は…
「コンテンツ制限」をタップし「Webコンテンツ」を選択します。
ここで「無制限アクセス」から「成人向けWebサイトを制限」にチェックを変えると、お子さまに見せたくないサイトに閲覧制限をかけることができます。
そのほか、iCloudにサインインしているすべてのデバイスの利用時間を合計して表示してくれる「デバイス間で共有」機能や、他のデバイスのスクリーンタイムを自分のiPhoneで管理できるようにする「ファミリーのスクリーンタイムを設定」(この機能は上でご紹介した、お子さまのスマホにコンテンツ制限をかける時などに便利です!)など…
様々な機能がありますので、使いやすいように設定してみてくださいね!
例えばInstagramの使用時間を超過して「スクリーンタイム」の制限がかかってしまうと、このように「時間制限を超えました」というメッセージが表示されます。
ただし「時間延長の許可を求める」をタップすると簡単に利用時間を延長できるので、「スクリーンタイム」はあくまで強制力はなく使い過ぎを警告してくれる機能、と思っておくと良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?「スクリーンタイム」は、つい時間を忘れてスマホを見過ぎてしまう…!という方にはとってもおすすめの機能です。 ぜひ利用してみてくださいね♪