2018. Sep. 21
「モバイルデータ通信」や「パケット」など、普段から耳にしている言葉ではありますが、詳しい内容までと聞かれると案外分からない方も多いと思います。効率よく、賢く、データを使うために、役立つ知識をご紹介します!
モバイルデータ通信とは携帯電話会社が提供する回線を利用してインターネットを使うことです。「パケット通信」とも呼ばれるので、この2つはほとんど同じ意味と考えて問題ありません。
Safariを開いた時や位置情報サービスを使用する時、SNSを使っている時など、基本的にはiPhoneで一般的に使う機能全てでモバイルデータ通信を消費しています。そのため油断していると、その月の上限を超えて通信制限がくることも…。モバイルデータ通信の仕組みをしっかりと理解して、賢く節約したいものですね。
モバイルデータ通信をOFFにするとパケット通信量を消費することはありません。月末の通信制限が近づいてきた頃や、必要ない時などはOFFにしていた方が余計な通信料を使わなくて済むのでおすすめです。
設定方法は2通りあります。iPhoneの「設定」→「モバイル通信」と進み、「モバイルデータ通信」をOFFにしましょう。
また、iPhone画面下側からコントロールセンターを表示し、そこでモバイルデータのマークをタップすればOFFにできます。
先ほど紹介したようにモバイルデータ通信はほとんどの動作で使用されているので、OFFにするとiPhoneで使っているものがほとんど使えなくなります。Gmailなどのインターネットメールも送受信できないので注意しましょう。また、インターネット接続が必要なアプリの利用が制限されることもあります。
固定電話や携帯電話への音声通話や、電話回線を使用するSMSは変わらず利用できます。
モバイル通信がOFFでもWi-Fiに接続されていればインターネットに繋がるので、モバイル通信がONの時と大差なくiPhoneを使用できます。もちろんSNSやインターネットメールも使えるようになりますよ。
「モバイルデータ通信をどれくらい使ったか正確に知りたい!」という方におすすめなのが統計情報のリセット機能です。設定の「モバイル通信」から確認できるモバイルデータ通信量には前回リセットした時からの通信量が表示されています。
これをこまめにリセットすることでより正確に通信量を把握できるので、通信制限に役立てたいという方は月初めにリセットするのが良いでしょう。リセットは「設定」→「モバイル通信」と進み、1番下の「統計情報のリセット」から選択できます。
すると通信量がリセットされ、「0バイト」と表示されました。
「月初めにリセットするのを忘れそう…」という方はアプリを使った自動リセット機能もおすすめです。自動リセットできるアプリがいくつかあるので、自分に合うものを探してみてくださいね。
モバイルデータ通信を使う時・使わない時を賢く分けて、上手に節約してみてはいかがでしょうか?これで月末の通信制限も怖くなくなるはずです!