2018. Jun. 30
iPhoneの中にたくさんのアプリを入れていたら便利だけれど、それだけ通信量も増えてしまうもの。もしかすると設定を変えるだけで、その通信量を抑えることができるかも!月末の通信制限の恐怖から逃れるためにも今一度設定を見直しておきましょう!
まずは「設定」→「モバイル通信」から、それぞれのアプリがどれくらい通信量を使っているのか確認しましょう。
モバイル通信がONになっているアプリとその下の通信量を確認します。
この段階でモバイル通信の際に使わなくてもいいアプリがONになっている時はOFFにしておきましょう。
それぞれの通信量を見ると「Facebook」「Safari」「Twitter」の通信量が多いことが分かります。絶えず更新したり、位置情報サービスを取得したりしているのが原因でしょうか…?少しでも通信量を減らせないか、今度はそれぞれのアプリの設定画面から確認してみます!
特に通信量が多かった3つのアプリとシステムサービスの設定を変更することにします。
まずは「設定」→「Facebook」と進み、iPhone端末側からできる設定をしましょう。特に確認したい項目は「位置情報サービス」と「通知」です。
位置情報が「常に許可」になっていたら要注意!サービスが必要ない時には「許可しない」を、どうしても必要であれば「使用中のみ許可」を選択していた方が得策です。
通知もできればOFFにするのが1番。「分かってはいるけれど、通知が来ないと困る…」というわけで、今回は通知は許可にした上で最低限の通知の表示だけを残しました。
また、Facebookページの設定から有効な方法もあります。Facebookアプリを開き、「設定とプライバシー」→「設定」→「動画と写真」を選択。
初期設定のままだと、投稿されている動画がページを開くだけで自動再生されます。その自動再生を「Wi-Fi接続のみ」にすることで、モバイル通信を抑えることができますよ。
まずはiPhoneの「設定」→「Safari」から確認しましょう。検索したい内容を推測して表示する「トップヒットを事前に読み込む」をOFFに、オフラインでもページが表示できるようにする「自動的にオフライン用を保存」はOFFにしていた方が効果的です。
また、「通信制限がいよいよ迫ってきた!」という時にはSafariよりも通信量を抑えられると言われているChromeなどを使って検索するのも手です。
TwitterもFacebookと同じように、位置情報や動画再生の設定を見直しましょう。まずはiPhoneの「設定」→「Twitter」→「位置情報」と「通知」をチェック!
また、Facebookと同様、Twitterもアプリ内から設定を変えることができます。「設定とプライバシー」→「データ利用の設定」をチェック!
できれば自動的に画像や動画のデータ通信量を抑えてくれる「データセーブ」をONにするのがおすすめ。それが難しい場合は下の3項目をそれぞれ設定しましょう。
高画質画像や動画の自動再生はTwitterを開くたびに通信して表示されるので、なるべく「Wi-Fi設定時のみ」にしておくのがおすすめです。
システムサービスとは、iPhone や iPad の改善をしたり、より良いサービスを提供したりするためにApple がデータを収集する仕組みです。知らず知らずのうちに動いている機能なので、必要のない項目はOFFにしておくのが理想的です。
iPhoneの「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「システムサービス」から確認できます。
今回は絶えず通信が必要になる位置情報に関する項目をOFFにしてみました!どれでもOFFにすればいいのではなく、iPhoneを使う上でONにしておいた方がいい場合もあるので自分に必要なものをきちんと理解した上で設定するのがポイントです。
「そもそも表示される通信量っていつからいつまでのもの…?」実は初めに確認したモバイル通信量は一定期間からの累計結果です。いつからなのかというのは「モバイル通信」の1番下で確認できます。
確認して見ると2017年12月なので、だいぶ前からの累計になっていることが分かります。せっかく設定も変えましたし、より詳しく知るために一旦リセットして…
新たに統計することで、より正確な情報を得ることができます。特に通信制限がない月初めに一度リセットしておくと、その月の通信量をしっかりと把握できるのでおすすめです!この機会に通信量を消費しやすいアプリを知り、効率よく節約しましょう!備えあれば憂いなし。きちんと設定を見直せば、もう月末も怖くない!