2018. May. 23
iPhoneには、使いこなせればとても便利なアシスティブタッチ(AssistiveTouch)という機能があるのを知っていますか? またアクセシビリティという言葉を聞いたことがあるでしょうか? アシスティブタッチ? アクセシビリティ? もしかすると何のことかさっぱりわからないという方も多いかもしれません。今回はアクセシビリティおよびに、アシスティブタッチの使い方について解説します。
「アクセシビリティ(accessibility)」とは、特定の情報やサービスへのアクセスのしやすさのこと。iPhoneでは、そんな「アクセシビリティ」を向上させるため、ホーム画面上に丸い操作ボタンを表示させ、様々なボタン操作や複雑なタッチ操作が簡単に行えるようになる「アシスティブタッチ(AssistiveTouch)」という機能がついています。
アシスティブタッチを表示させるには、次のような手順で行います。
1、「設定」を開き、「一般」→「アクセシビリティ」と進みます。
2、「アクセシビリティ」の項目から「AssistiveTouch」を選び、「AssistiveTouch」のバナーをオンにすると、アシスティブタッチの操作ボタンが画面上に表示されます。
画面上に表示された「アシスティブタッチ」のコントロールボタンを押すと、次のようなメニューが表示されます。
各項目でできることを紹介していきます。
1.通知
「通知センター」が表示されます。
2.デバイス
画面のロックや回転、音量の調整、スクリーンショットの撮影まで、デバイスの様々な操作を行うことができます。
その他を選択すると、さらに様々なコントロールを行えます。
3.コントロールセンター
「コントロールセンター」が表示されます。
4.ホーム
ホームボタンを押した時と同じ操作が行えます。ホームボタンが故障した時などの緊急時に一時的な対処法として役立ちます。
5.ジェスチャ
複数の指を使って行う操作を、指一本で行えるようにカスタマイズできます。
6.カスタム
アシスティブタッチのメニューに新しい操作方法を追加することができます。
以上、アシスティブタッチについての説明でした。アシスティブタッチは様々な機能へのショートカットになるほか、操作性を高めることもできるようですね。アシスティブタッチを使いこなせれば、操作効率が格段に上がりそうです。みなさんも、アシスティブタッチ、ぜひ使ってみては?