2018. May. 3
Instagramをはじめ、LINE、Twitter、Facebook……。さまざまなアプリにカメラ機能が付いていることもあって「最近、iPhoneに標準で入っているカメラアプリの出番が少ない…」という人もいるのでは? そこで今回は、しばらく使っていないと忘れてしまいそうな(?)iPhoneのフラッシュについて、おさらいしてみたいと思います!
iPhoneカメラアプリの撮影画面で、左上にある稲妻のようなアイコンが、フラッシュのアイコンです。フラッシュの設定は、「自動」「オン」「オフ」の3種類だけ。アイコンを見れば、「今のフラッシュの設定」が分かります。
フラッシュアイコンが白くなっている→「自動」
撮影時の状況(明暗)を判断して、自動でフラッシュを発動してくれます。撮影画面の黄色い表示は、「周りが暗いからフラッシュを発動しますよー」の合図。何も表示がなければ、シャッターボタンを押してもフラッシュは発動しません。
アイコンが黄色くなっている→「オン」
撮影時の状況(明暗)に関係なく、強制的にフラッシュを発動してくれます。(シャッターボタン押しっぱなしで高速連写する「バースト」では、フラッシュは光りません)
アイコンに斜線が入っている→「オフ」
撮影時の状況(明暗)に関係なく、フラッシュを発動しません。
フラッシュのアイコンをタップすると「自動」「オン」「オフ」の表示が表れるので、設定したいものをタップ。文字が黄色く変わったら切り替え完了です。
「オンにした後、設定を変えていないのに、いつの間にかオフになっていた…」。もしかしたら、フラッシュマークの隣にある「HDR」の仕業かも。故障でも超常現象でもありません。
そのため、「HDR」を「オン」にすると、フラッシュが強制的に「オフ」状態に切り替わってしまいます。…というのも「HDR(High Dynamic Range)」は、「肉眼で見ている自然な感じに近づけますよー」という機能だから。撮影しやすくるため無理矢理(?)被写体に光を当てるフラッシュとは、両立できない機能なのです。
カメラに詳しくなければ、フラッシュもHDRも「自動」でOK。あれこれ設定をいじるよりも、「自動」の設定で手ブレしないことに集中したほうが、良い写真が撮れるのでは…と個人的には思ったりします。参考になれば嬉しいです。