2018. Mar. 21
撮影した時はバッチリ! って思ってても、あとから見直したらブレブレだったり、ピンぼけしていたり、暗かったりなんてことも……。今回はこうした失敗写真を増やさないために、かんたんで誰でもできる5つの撮影テクニックを紹介しましょう!
画面に複数の被写体が混じっていたり明暗の差が大きいと、画面の中でピントや明るさが迷走してしまうことも。「ここにピントをあわせたい!」「この明るさを基準にしたい!」という被写体があるなら、その場所を長押ししてみましょう。
「AE/AFロック」という機能が働き、タップした場所にAE(自動露出)とAF(ピント/オートフォーカス)がピッタリと固定化されるんです。夕暮れ時や日陰、室内、イルミネーションなど、暗い時の撮影に効果的です!
セルフィー最大の敵は手ブレ。iPhoneをしっかり持っていても、シャッターへのタップでブレた写真になってしまうことも……。そこで便利なのがセルフタイマーです。カメラ画面の時計マークからセルフタイマーを有効にしましょう。
シャッターボタンを押してからポーズを取れるので、手ブレを極力抑えて撮影できますよ。タイマーは10秒じゃ長すぎるので3秒くらいがいいですね!
セルフィーが暗い……。と思ったらフラッシュを有効にしましょう。画面上部のフラッシュボタンをタップして「オン」に切り替えます。
iPhoneのインカメラにフラッシュは無いんじゃない?って思うかもしれませんけど、iPhoneではその大きな画面をフラッシュの代わりに光らせることができるんです。
ただ明るくなるだけじゃなくて、肌をキレイに撮れるように明るさや光の色も自動調整されるんです。タイマー撮影と組み合わせれば、セルフィーは完璧です!
ポートレートや風景。なにを撮っても代わり映えの無い写真になってしまう……。写真の構図に悩んでいるなら画面の分割線となるグリッドを有効にしてみましょう。
「設定」→「カメラ」から「グリッド」をオンにします。
カメラ画面にグリッドが表示されます。画面のどこに被写体を収めるか?が直感的にわかるので、構図が決めやすくなりますよ。また、まっすぐな被写体を傾かずに撮りたい場合も活躍します。
もちろん、撮影した写真に線は残らないので安心しましょう!
逆光や夕方、夜景など、明るいところと暗いところの両方を表現したいなら、複数の露出で撮った写真を自動合成してくれる「HDR」機能が有効です。おすすめは、シーンに応じて自動でHDRを有効にしてくれる「自動」。
iPhone 7まではカメラ画面に「HDR」設定があるので、そちらを「自動」に切り替えましょう。
iPhone 8やiPhone Xでは標準で「自動」設定になっています。もし不安なら、「設定」→「カメラ」から「自動HDR」がオンになっていることを確認しましょう。
iPhoneは周囲の明るさや被写体に合わせて、自動でHDRモードで撮影してくれます。効果はややマイルドですが、逆光で困る時や黄昏時など、撮りづらいシーンでの表現力が上がりますよ。
こうしたちょっとしたコツやテクニックを知っておけば、iPhoneの写真はさらに上手くキレイに撮れるようになります。SNSに投稿する写真をステップアップさせたいという方も、ぜひお試しあれ。