2018. Jun. 30
(1/2ページ)
富士フイルムのチェキはみなさんご存知ですよね?撮ったその場でプリントが楽しめる、そしてコロンとしたフォルムがかわいらしいあのインスタントカメラです。
でももっと、スタイリッシュでおしゃれなボディにして欲しい!と考えていたあなた。あるんです、スマートなチェキが。今回ご紹介するのは、そんなinstax SQUARE SQ6(以下SQ6)です。
カラーは3色展開で、BLUSH GOLDとGRAPHITE GRAY、そしてPEARL WHITE。今回私はPEARL WHITEを使ってみました。
まずボディのデザイン。黒を基調にシャープにまとめられた外観は、普段使いでもファッションに合わせやすい、シンプルで飽きのこないデザインです。町歩きには、付属のストラップや、自分の好きなデザインのストラップをつけてもいいかも。
今回は旅行中のカップルに手にもってもらいましたが、2人のスタイリッシュな雰囲気にも違和感なく溶け込みました。
直線的でクールなイメージで持ち歩く事ができるSQ6。一見チェキではなく、クラシックカメラのような見た目も、目をひきますよね。
ひとまず、フィルムを入れて撮影してみます。
フィルムの入れ方は簡単。パッケージから取り出したフィルムパックをカチャッとはめ込むだけ。フィルムパックにある黄色の線とカメラ内部の黄色のマークを合わせて入れてください。シャッターボタンを一回押すと、フィルムカバーが排出され、カメラ背面にあるフィルムカウンターに「10」が表示されます。
さあ、ここから撮影開始!
SQ6は62mm × 62mmの正方形のフィルムを採用。スクエアの写真って、最近だとinstagramなどでよく目にしますね。実は構図の取り方って少し難しい気がするけど、コツをつかむととっても面白い写真がとれるんです。
※スクエアフォーマット用のカメラは他にも「instax SQUARE SQ10(以下SQ10)」があります。以前hintosでも紹介していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
過去に体験した記事がこちら>>
とりあえず撮影してみると、オートだと近くの物にはピントが合わす、遠くの物にピントが合ってしまいました。調べてみると、標準モードの撮影距離は0.5m~2m。つまり最低でも50cm以上離れないと、対象物がぼけてしまってピントが合わないんです。
でも手前の物にピントを合わせて、遠くの物をぼかしたい!という時、ありますよね。
そんな時は、モードボタンで「マクロモード」に切り替えてみてください。MODEボタンを押して、上のモードボタンの表示をチューリップのマークに合わせます。
マクロモードでは撮影距離が0.3m~0.5mとなるため、例えば近くの花、フードメニュー、ペットなどにピントを合わせて、後ろがぼけた写真を撮る事ができます。
マクロモードで花を撮影してみました。今度は「遠景モード」(本体の山のマーク)で同じ部分を撮影します。すると撮影距離は2m~となって、奥のモニュメントに焦点をあてることができるんです。
モードが違うだけで、表現方法ががらっとかわりますね。
また、その他のモードでは、明るさや暗さ、フラッシュオフがコントロールできます。
こちらは、フラッシュをつけずに暗めで撮影。シルエットを活かして、建物の形を強調したかったので、このモードで撮影しました。
フラッシュの部分には、3色のカラーフィルターを取り付けられます。何も取り付けてないオート設定の撮影では、こちら。夜の部屋でも明るく写ります。
これにカラーフィルターを付けてみました!
左からパープル・オレンジ・グリーンのフィルターをつけています。
グリーンを付けて撮影すると、映画のワンシーンのようなストーリーを感じさせる雰囲気のある写真になりました。
パープルは、バーの暗がりで撮ったようなクールな印象に。
オレンジはなんだか懐かしいような、あたたかい雰囲気。
これは、フラッシュの部分に取り付けてフィルターの色の影響を与えるので、日中の明るいところよりも、少し暗いか、被写体に近づけるところで、フラッシュの明かりがよく届くことを意識すると良いでしょう。