2018. Jun. 22
「私のiPhoneはまだ大丈夫」と思っていても、故障や破損は突然やってくるもの。iPhoneを操作できなくなった時にはもう手遅れ…ということにならないよう、日頃からこまめにバックアップをして大切なデータを守りましょう!
まずは余計なトラブルを防ぐためにiOSを最新の状態にアップデートしておきましょう。(古いバージョンのままバックアップをすると、新しいバージョンに対応できないことがあります…)
「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」→「今すぐインストール」をタップ!
最新の状態に更新したらいよいよバックアップです!といっても難しいことはありません。必要な条件は、
この二点。
その条件を満たした上で、「設定」→「自分のアカウント名」をタップ→「iCloud」→「iCloudバックアップ」と進みます。
バックアップをONにしておき先ほどの二つの条件を満たしておけば、画面がロック状態の時、自動的にバックアップが開始されます。「今すぐバックアップを作成」を選択するとその後すぐに始めることもできますよ。バックアップが始まると、「残り時間を計算中」の画面に切り替わり…
残り時間が表示されたら、正常にバックアップが進んでいる状態です!
一度設定をしておけば条件を満たした時に1日1回自動的にバックアップしてくれるので、忘れる心配もありません。
新しいiPhoneを買った時や予期せぬ事態によりiPhoneが初期化された時、新たに初期設定をやり直す必要があります。iPhoneユーザーならおそらく皆一度はやったことのあるこの設定。その途中で「iCloudバックアップから復元」という項目が出てくるので、そこを忘れずタップ!Apple IDとパスワードを入力すると以前のバックアップ履歴が表示され、それをもとに復元が始まります。
復元が終わったら、しっかりとデータが移行できているかチェックしましょう。ただし、一部のアプリは移行できないので注意が必要。再度App store からインストールし直す必要があります。
連絡手段に欠かせないLINEのトーク履歴もしっかりとバックアップをしておきたいところ。こちらはiCloudで自動的にバックアップされないので、設定が必要です。まずはトラブルを防ぐためLINEを最新の状態にアップデートします。その後LINEのアプリから左上の「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ」をタップ!
こちらも「今すぐバックアップ」を選択すると、すぐにバックアップが開始されます。
トーク内での画像やスタンプはバックアップや復元ができないので、必要なものはあらかじめ保存しておきましょう!
また、バックアップの際、iCloud Drive がONになっていないと正常に完了できないので、こちらも事前に確認しておきましょう。iCloud DriveをONにするには、「設定」→「自分のアカウント名」をタップ→「iCloud」→「iCloud Drive」から設定が可能です。
この時もまず新しい端末でiCloud DriveがONになっていることを確認してから始めましょう。LINEのアプリをインストールし初期設定を行っていくと、トーク履歴の復元画面が表示されるので「トーク履歴をバックアップから復元」を必ずタップ!これでバックアップされた全てのトーク履歴が復元されます!
トーク履歴を復元できるのは、この初期設定の時だけです。時間と充電に余裕を持って忘れずに復元するようにしましょう!またiCloud DriveをONにしないままLINEの設定を始めてしまうと、この復元画面すら表示されないので、注意が必要です。
ついつい面倒になってしまうバックアップですが、自分のデータは自分で守ることが何より肝心!もしもの時に焦らないように、日頃から確認しておきましょう。