2018. Sep. 2
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近頃、「モノ」のスマート化が止まりません。家電だったり、家の鍵だったり、照明器具まで…。スマホをコントローラーとしてさまざまなアイテムが操作できるようになりました。
実際に我が家でもスマート家電をいくつか使っていますが、スマートスピーカーをはじめ、スマホでエアコンを操作できたりと、とっても便利です。そんなスマート家電の中でも、電球を変えるだけで使うことができる、「Philips Hue(ヒュー)」を試してみました!
今回使用した「Philips Hue(ヒュー)」(以下Hue)。ひとことで言うと、スマホやタブレットから操作ができる電球です。使う前はなんとなく「スマホから電気をオンオフできるなんてめっちゃ便利〜!」と思いました。が、このHue、それだけじゃなかったんです。正直それだけでも十分便利すぎて、家中の電球をこれに変えたいくらいですが、他にも明るさを絶妙に調節できたり、よくある白い色や暖色以外の色に変えられたりと、機能は盛りだくさん!Hueで出来ることを、詳しくご紹介します。
Hueをまず使ってみたい方は、スターターセットがオススメです。このスターターセットには「Hue ブリッジ」というデバイスが同梱されているのですが(左端の四角い機器)、これは親機のようなもので、この「Hue ブリッジ」が無いと、電球をHueに変えたところでさまざまなすごい機能を使うことができません。「Hue ブリッジ」を家庭のネットワークにつなげることにより、これ1台で最大50個のHueをスマホから操作することができるというから驚き!
ちなみに口金は、日本で一番よく使われている「E26」というものなので、ご家庭やオフィスなど、色々な場所で幅広く使うことが出来ますよ。
Hueを使う前に、スマホと先ほど説明した「Hue ブリッジ」の設定を行います。
スマホに専用のアプリをインストールし、同梱のケーブルでWi-Fiルーターに接続した「Hue ブリッジ」の電源をオンにした状態でアプリを起動します。
すると、近くの「Hue ブリッジ」が自動的に検出されるので、接続をタップ。
「Hue ブリッジ」のボタンを押すように指示されるので、ボタンを押します。
これでスマホと「Hue ブリッジ」がリンクされました!ここまでわずか2分ほどで設定できました◎。
次に、アプリでHueを登録します。
設定から、ライトのセットアップを開き、「ライトを追加」。Hueをセットし電源をオンにすれば、自動的に検知してくれます。
これでHueの登録ができました!
次に「ルーム」の登録をします。これを登録することによって、先ほど登録したHueを部屋ごとに複数割り当てられるので、まとめて消したり明るさを変えたりすることができます。
「ルームの作成」をタップし、その部屋にあるHue全てにチェックを入れます。
これで準備は完了。早速Hueを使い倒していきましょう!
Hueの専用アプリを開くと、様々な設定や機能に触れることができます。
一般的な電球や照明だと、オンオフだけだったり、明るさ調整は3段階だけだったりというものが多いですが、Hueはバーを左右にスライドして明るさを調節するのですごく細かく光量を調節できます。
これだけ光量が細かく変えられて、スマホから電気のオンオフができるだけでも便利!というところですが…これだけじゃないのがHueの凄いところ。
Hueには、「シーン」という機能があり、あらかじめ登録されている色合いに設定できるというもの。最初に登録したルームごとにまとめて変更できるので、例えばリビングで4つHueを使っている場合でも、一気に変更することができるのです。
実際にどのような色味があらかじめ登録されているのか、Hueを使った我が家の写真と共に、一部ご紹介します。
夏の夕方18時頃に撮影した様子です。
外はご覧の通りまだ少し明るいですが、色の違いはばっちり。「集中する」というシーンが面白いなぁと思いました。
我が家の照明は全てと言っていいほど暖色系ですが、今後作業したり、子どもが勉強するときには色味を変えてシャキッとするのがいいなと思いました。
シーンに登録されていた「夜間照明」。なんだか線香花火のようできれいでした。就寝前に豆球がわりとして使うのも◎
ちなみに、シーン以外に自分好みの色を設定することも可能。
この色の選択の自由度が本当にすごいんです。
こんなに絶妙な色にすることも出来ちゃいました!名前を何にしようか迷いますね…。