2018. Apr. 26
最低限は協力してくれるって言ったのに。普段、なかなか家事を手伝ってくれない夫にいらいらすることも多いというそこのあなた。なんとかやる気にさせようと試行錯誤してみても、中には逆に夫のやる気を損ねてしまうことも。
そこで今回は、知っていると役立つ!逆効果を招いてしまう夫が家事をしたくなくなってしまう妻のNGワードを心理カウンセラー・小日向るり子さんに聞きました。
心理カウンセラー。自殺予防電話相談員、セクハラ相談員を経て独立。恋愛・メンタルヘルス・人間関係など相談実績約3,000件
つい非協力的な夫にいらいらして、「〇〇くらい、やってよ!」「〇〇くらいしてよ!」と言ってしまいがちなもの。
しかしこの「~くらい」という言葉を使うのは、絶対にNGです。「くらい」という言葉は家事を小さなことだと言ってしまっているのと同じです。
夫の趣味と家事を比較するような言葉も絶対にNGです。例えば「〇〇する暇があったら、家事手伝ってよ」という言葉。家事に比べて、夫の趣味が重要度の低いものだと蔑むニュアンスがでてしまいます。
個人の趣味はプライドです。夫のプライドを傷つけてしまうことは逆効果です。
「〇〇してるところ、悪いんだけど」と言うのがいいかもしれませんね。
夫に家事を頼んでも、逆に時間がかかったり、作業効率が落ちてしまって、結局、自分でやった方が早い!と思ってしまうことも。そんな経験から、夫に頼む前に自分で済ませてしまおうと考えてしまいがちですよね。
しかし誰だって、初めてのことには時間がかかるもの。長い目で見て、夫にも学習の機会を与えましょう。初めは効率が悪いなと感じても、次第に自分の負担が減っていくと思って、温かく夫を指導することが大切です。間違っても、なかなか思うように動いてくれない夫を責めないようにしてください。
また、ついついイラっときたときは、自分のタイミングで家事を頼みがちですが
下手なタイミングで家事を頼んでしまうと、夫が家事を「めんどくさいもの」として認識して、その後も腰が重くなってしまうかもしれません。夫が仕事から帰ってきた直後などの疲れているときには、家事を頼むのは避けるべきでしょう。夫が一息ついた頃に頼むのがベストです。
夫のやる気を上手くコントロールして、楽しちゃいましょう!