2018. Apr. 25
何度言えばいいんだろう。こちらから言わなきゃ家事を手伝ってくれない夫に、毎回、イライラさせられますよね。そこで今回は、夫が自分から家事を手伝いたくなる妻の言動4選を心理カウンセラーの小日向るり子さんに聞きました。
心理カウンセラー。自殺予防電話相談員、セクハラ相談員を経て独立。恋愛・メンタルヘルス・人間関係など相談実績約3000件
夫に進んで家事をやってもらうには、まず家事をすることに喜びを感じてもらわなくてはいけません。「〇〇して!」という命令口調で頼んでいては、嫌々でしかやってくれません。そこで、家事を頼むときには「私はあなたが〇〇してくれると嬉しい/助かる」などというように自分を主語にした言い方でお願いしてみてください。
そうすることで、夫の自主性を育みます。
夫が家事をしてくれたときは、大げさに喜びましょう。足りない部分があったり、満足のいく出来でなかったとしても、まずは家事をしてくれたことを褒めた後に伝えるようにしてください。誰だって、自分がせっかく頑張ったことを当たり前だというようにスルーされたら、次からやる気をうしなってしまいますよね? 感謝の気持ちを表すことが大切です。
「母に話したら感激していた」「友人に言ったら素敵な旦那さんだと褒められた」などと第三者の称賛を伝えると、承認欲求が満たされて益々やる気にさせることができます。自分はいい夫であるという感覚を持たせることで、その理想像に向かわせることができます。
「○○さん家の旦那さまは○○をしてくれるんだって」など他家の旦那さまと比較することも、夫が負けず嫌いの性格の場合には効果があります。しかしあまりキツイ言い方をしてしまうと、逆にやる気を損ねてしまう可能性もあるので注意が必要です。
以上、夫が自分から家事をしたくなる妻の言動を4つ紹介しました。意外と、男性は子どもっぽいもの。妻がリードして、上手くコントロールしてあげることが大切かもしれませんね。