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アナタもかめはめ波が打てる!?未来スポーツHADOの開発者に直撃取材

2016.12.21

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総額100万円の賞金を懸けて行われた「HADO WORLD CUP」。前回は、出場者の方にインタビューを行いました。今回は、HADOの開発を手がけるmeleap株式会社 のCTO、新木さんにお話を伺います。
そもそも、いったいなぜHADOを開発したのでしょうか?まずはそのきっかけを聞いてみました。
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開発したきっかけは「かめはめ波を打ちたい!」想いだった!?

meleap CTO新木さんにHADOを開発したきっかけをうかがうと、「かめはめ波を打ちたかったからです(笑)」とのこと。
会社設立後、半年くらいの間にいろいろなサービスのプロトタイプを作っていたそう。例えば空を飛びたいとか、水中で呼吸したいとか、そんな子供のころの夢を実現できるようなサービスを挙げていき検討した結果、「かめはめ波を打ちたい!」という想いをHADOという形にしようと決めたそうです。

かめかめ波をうつmeleap株式会社 CTO 新木 仁士さん

「世界を圧倒的に面白くする」という理念のもと、何ができるかを模索していった結果がHADO開発に繋がったのですね。

どんな人がHADOを楽しんでいるの?

アイドルから教育関係者まで、様々な人が参加したHADO WORLD CUP

そんなHADOですが、当初想定していた対象と、現在HADOを楽しんでいる人の間で違いはあるのでしょうか。
新木さんによると、HADO開発当初は、「IT系リア充」の方をユーザーとして想定していたのだそう。新木さんたちが考えるIT系リア充とは、20代から30代のIT企業に勤めるような新しいモノ好きで友人と一緒にプライベートを全力で楽しんでしまう人たち。
でも実際は、IT系でなくても、例えば脱出ゲームなどの新しいモノを取り入れる層からも支持を得ているようです。また、現在、チーム・個人対戦型に加えてもう一つサービスとしいて展開している「モンスター対戦型」のHADOでは、子供連れやファミリー層、孫が楽しそうに遊んでいるのを、おばあちゃんおじいちゃん世代が見て楽しむというような光景が多く見られるのだそうです!
想定していたよりも幅広い層が楽しんでいるということですね。

HADOを楽しんでいる人の印象的なエピソードは?

HADOを楽しむ人たちの印象的なエピソードを伺うと、
「モンスター戦だと、子供が映像を見ながら、あまりの驚きに口を開けたまま呆然と立ち尽くす姿が印象的でしたね。また、海外などにHADOを持っていくと、こちらの説明をする隙もなく興奮してプレイし始めてしまう、ということもよくありますね。(笑)」と新木さん。
子供にとっては特に衝撃的でしょうね!説明を聞いていられない……という気持ちも分かります(笑)。

皆で共有して楽しめるから、HADOはゲームではなく、スポーツ!

リアルタイムで仲間と体験が共有できる

ところでHADOは、ゲームではなくスポーツとして打ち出していますが、なぜスポーツなのでしょうか?
「HADOは、身体を動かして目の前のプレイヤーと一緒に楽しむということを大事にしていきたいと思っています。」とのこと。現在、ヘッドマウントディスプレイ(頭部につけるウェアラブルデバイス)をつけて遊ぶゲームは、家の中で一人で楽しんだり、ネットを介して楽しんだりするものがほとんど。とくにVR(ヴァーチャルリアリティ)だと、リアルで目の前にいる友だちと体験を共有して、ハイタッチするということがなかなかできません。HADOはリアルで友達と顔を合わせて楽しもうというコンセプトのもと、一人でやるゲームではなく「みんなで楽しめるスポーツ」として提供しているんだそうです。
また、繰り返し練習して楽しんで欲しいという願いも。趣味やゲームという位置づけだと、一回だけ体験してみればじゅうぶん、といったコンテンツになりがち。HADOはそうではなく、「上達した!」という感覚が味わえたり、いかにチームとしてメンバーと楽しめるかといった息の長いコンテンツにしていければと思っているそうです。練習すればするほど上達するという点にも、HADOの面白さがありますよね。

開発者に聞く、HADOの今後の改善点は?

現在、HADOで今後改善していこうと思っている点を伺うと、「たくさんありますよ!」とのことでしたが、せっかくのテクノスポーツなので、運動神経に依存しない楽しみ方を伸ばしていこうとしているそう。例えば、集中力があれば必殺技が打てるとか、リラックス状態なら呪文が唱えられるとか、脳波を測定してHADOを打てるなどの機能を盛り込めたらと考えられているそうです。
スポーツができる!=運動神経がいいという概念がなくなる日も近そうですね。お話を聞いているだけでもワクワクします!

世界中で楽しむのも夢じゃない!今後について聞きました。

-これからどんな人にHADOをやってほしいですか?

「日本国内に限らず、世界中の人にやってほしいですね。具体的には、来年のHADO WORLD CUPではアジアを中心にヨーロッパや中東の方々も交えて開催しようと考えています。」
image008

-HADOに限らず、AR等の技術を使用したスポーツやゲームはどのように変化していくのでしょうか?

「個人的には、モータースポーツが出てきた黎明期のような状態が、今ARやVRの業界で起こっていると感じています。純粋な移動手段だった自動車が、技術の進歩により速さや耐久性を競うスポーツとして楽しまれるようなったのと同じように、ARやVRも、技術の進歩とともに新しいテクノスポーツの様々な種目が盛り上がっていくと考えています。」(新木さん)
特にこれからは、「新しい魅せるスポーツ」も台頭してくるのではないかと話します。プロジェクションマッピングを組み合わせ、ダンサーに合わせてプロジェクションマッピングが変化するというような、新しい「魅せるスポーツ」が出てきたら面白いと考えているそうです。まるで新しいフィギュアスケートですね!
さらに、「アニメ『攻殻機動隊』で、サイボーグになった選手達のパラリンピック記録がオリンピックの記録を上回る描写があったように、テクノロジーと選手の運動神経が融合したような競技が出てくるのではないか」とも。本当に漫画のような世界ですね。

-AR等の技術を使用したスポーツやゲームの抱える課題は?

「大きな課題の一つとして、まだ黎明期なので『プレイできる場所が少ない』という点が挙げられます。2017年度のHADOは拡大期なので、みなさんの身近な場所で楽しめるHADO練習場をガンガン増やしていきます!そして本来であればもっと気軽に、コインを入れてボタンを押せばスタートするだとか、友達と会うついでにちょっと楽しんじゃうくらい身近な存在にHADOをしたい。それが実現化できるよう、頑張っています。」(新木さん)
本当にこれからの可能性と広がりに期待が持てるスポーツですね。実際に実現化へ向けて取り組んでいる話を聞くと
「遠い未来の話ではないのだ」とわくわくしてしまいます!

すでに2017年の開催が決定しているHADO WORLD CUPでは、さらに進化を遂げたHADOを見ることができるのではないでしょうか。これからますます広がりを見せていくHADO、楽しみです!街や各種イベント会場でHADOをみかけたら、是非試してみたいですね!

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柳川レミ

柳川レミ

東京都在住のウェブライター。趣味は登山と映画鑑賞と読書。お出かけ・グルメ・美容系記事が得意の20代です。 最近買って良かったものはワイヤレスヘッドフォンとアップルウォッチ。