ライフスタイル

「人生がより豊かになった」はあちゅうさんに聞くオンラインサロンという環境

2018. Nov. 27

BY matsuocaerico

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前編でははあちゅうサロンメンバーに、はあちゅうサロンに入ったきっかけや入ってよかったことを伺い、有機的なコミュニティであることを目の当たりにしました。

今回は、オーナーを務めるブロガー・作家のはあちゅうさんに、オンラインサロンについて伺います。

パイオニアのはあちゅうさんに聞くオンラインサロンとは?

はあちゅうさんがオンラインサロンを始めたきっかけ何ですか?

はあちゅうさん:2012年からライフスタイルプロデューサーの 村上萌さんと一緒にオンラインサロンを始めました。メルマガのオファーをたくさんいただいていたのですが、当時は会社員で、
会社員をやりながら堀江貴文さんや津田大介さんのようなボリュームのあるメルマガを1人ではできないと思っていました。一方で、イベント以外でのブログ読者さんとの接点が欲しいなと。そんな時「はあちゅう、サロンっていうのがあるよ」と友達が教えてくれて、面白そうだなと思い始めました。

始めたころは、オンラインサロンが広まっていなかったので、何をやればいいかわからなかったし、自分たちでもうまく説明できなかったんです。
「やりながら形を作っていけばいいのかな」と月額1000円で、ブログやツイッターに書かない話を投稿するところから始めました

いろいろなところで発信している中で、クローズな私たちのことを好きでいてくれる人たちに向けて出したい情報が出てくるんですよね。
20代の小娘が仕事について語っても意図しない形で受け取られ、炎上につながることもあります。例えば、思ったことや感じたことを容易に呟くと「こんな言葉も知らないのか」と言われて炎上したりとか、仕事について熱いことを書いても意識高いだけって思われてしまう……。
素直な気持ちをひねることなく、真っすぐとらえてくれる読者が欲しいなと思っていた時に、サロンというものに出会って、進行中のプロジェクトについて具体的に書いてみたり、こういうことが表では書いてあるけれど、裏ではこんなバタバタがあったよみたいな裏話を書いてみたり……。読者さんからは、今まではキラキラした裏では「普通の女性なんですね」「苦労もあるんですね」「等身大に感じられました」という反応を得られたりして、楽しみながらサロンの運営を始めました。

ただ当時は、提供型のサロンとして、コンテンツの提供、イベントの手配やキャンセル対応、入金確認まで、すべて自分たちでやっていて負担が大きかったんです。
そこから徐々に、現在の参加型のサロンの在り方に移行していきました。

今のはあちゅうサロンは、「西野亮廣エンタメ研究所」や「箕輪編集室」同様、メンバーが主体的に運営してくれています。メンバーとサロンとが一緒に発展していける形だと思っています。

オンラインサロンとはどんなところですか??

はあちゅうさん:会社と比較すると、オンラインサロンはタダ働きの組織じゃないかと言われるのですが、スクールや月額制の社会人のサークルだと思ってもらうとわかりやすいと思います。
「テニスサークル」みたいに分かりやすい名目がつかないので「オンラインサロン」と名乗っている、ビジネス×プライベートのコミュニティです。

会社は、労働者にお金を払って働いてもらうもの。つまり、お金がモチベーションなのです。「新しい商品をつくろう」とか「質の高いものをつくろう」とすると、対価を超えようというモチベーションを持つのはすごく難しくなってしまう。一方で、趣味とか好きなことでやっていると、モチベーションが次から次へと湧き上がりますよね。

「何か一緒に作り上げるのが好き」「自分の名前で活動したい」という思いがあって、実現していくための場所なので、このあたりを理解して入ってこないと心から楽しめないとは思います。仕事や家庭以外でのつながりを求めている人に向いています

はあちゅうサロンでは、オーナーとメンバーは基本的に対等です。意見を尊重してもらうシーンはありますが、何もかも指示ではなく、メンバーの自主性に任せています。私自身は、自分の活動をどうメンバーに還元できるかなと考えて行動しています。

はあちゅうさんご自身がオンラインサロンでよかったことや変化を教えて下さい

はあちゅうさん:今、フリーランス4年目で、これまで1人競技が好きで、チームが苦手だったのですが……、1人の頑張りは縦に伸びていくけれど、誰かと協力した時には横に伸びていくということに気づいたんです。
自分一人で活動していると自分の予想できる範囲で最大限の成長はできるんですが、誰かと一緒だと化学反応が起きて、予想外の成長があると思っています。何がどう関わって変化があるのか分からなくて面白いです。

最近は、はあちゅうサロンのメンバーがiPadを使って絵を楽しそうに描いてみるのを見て、自分もやってみようと2018年10月に始めた「旦那観察日記」が多くの人に読まれ一気にブログランキング上位になりました。

はあちゅうサロンは複数のプロジェクトを走らせているので、常に私自身をアップデートしていかなきゃいけないと自分自身のモチベーションにもなっています。
また、メンバーの成長の自分の人生のイベントとして捉えられるようになったので、ニュースが多く、豊かな人生になったなと思っています。
何を得られるかは、人それぞれですが、新しい価値観や情報に触れることで新しい変化が生まれています。

はあちゅうサロンの今後について教えてください!

はあちゅうさん:人材を輩出する場にしたいです。
肯定される場所で人は成長できると伸びていくので、はあちゅうサロンには「ガヤ力」という文化があります。
「ガヤ力」とは、誰かの発言をスルーしない、みんなでリアクションする、何かを発表する場では発表する人を応援するというもの。
「成長したい気持ちがある」「なんかおもしろいことしたい」という人が集まり、応援しあい成長していく場になればと思っています。

そして、はあちゅうサロンの〇〇さんではなく、○○さんのはあちゅうサロンといわれるような、秘密結社みたいなサロンになりたいです。

サロンにはいろんな人に入って欲しいです。特に地方在住や学生の方々には是非入って欲しいです。新しい価値観にであうとサロン内も活気づきますし、多様性を確保したいと思っています。

オンラインサロンの選び方をおしえてください。

はあちゅうさん :オンラインサロンと言っても、運営方法も目的もさまざまです。
以前は、8割以上のサロンがFacebookグループで実名やっていたのですが、匿名でも参加できるプラットフォーム、LINEで繋がるグループ、noteを販売しているところ、slackを使って日々の活動をしているところなど本当に多様化しています。
気になるサロンは、まず入ってみてどんなサロンなのかを味わうのがおすすめです。
「パン教室どう?」と言われてもその特定の教室に行かないと実際の雰囲気などわからないじゃないですか。「オンラインサロンどう?」と言われても合う人、合わない人がいます。

また、1つのサロンを知ったからといって、オンラインサロンを知った気にならないことも大切です。オーナーによって、地域によって、また期間限定か継続によって等全然違います。

犬が飼い主に似てくるのと同じで、オーナーの性格の違いがメンバーにも浸透している印象を受けます。オーナーの属性を見て入るサロンを決めるのは1つの方法だと思いますよ。

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