2018. Jul. 4
私たちの生活に欠かせない存在となった「Googleマップ」アプリ。
しかし、実は設定変更をしなければ、携帯の機種変更時や、「Googleマップ」アプリインストール時には勝手にあなたの行動を全て記録する設定になっているということをご存じでしたか?
設定変更をしなければ、「Googleマップ」は「GPSの位置情報ON」と「ロケーション履歴ON」になっており、自分がスマートフォンを持って訪れた場所がすべて、自分の「タイムライン」に記録されるようになっています。
「Googleマップ」を開いて左上の[≡]から自分のタイムラインが確認できます。自分以外には非公開の機能です。
例えば、「●月●日にこの場所を訪れました」など記録されるため、「あのお店、最後に行ったのいつだっけ?」「旅行で見たあの場所は何という名前なんだろう」なんてときにも便利です。具体的に見ていきましょう。
・行動記録としてとれる
日にちごとに移動経路とその記録が表示されるため、出張などの報告書や、旅行の記録としても便利です。
・最後にいつ訪れたかがわかる
特定のエリアを確認したときに「1週間前に訪問した場所です」などと表示されるため、過去の行動の管理や、いつ以来訪れたかなどが確認できます。
・場所の写真が表示される
「Googleフォト」と連携しているため、その日にその場所で撮影した写真が表示されます。
思い出を記録する日記代わりにもなりますね!
とても便利な機能ではありますが、自分の行動をすべて記録しておくのが嫌だ!という場合には設定変更をすることをおすすめします。
「Googleマップ」の「タイムライン」から、右上のメニューボタンをクリックし、「ロケーションの履歴がON」を選択し、「OFF」にすれば記録は残りません。
さらに、これまでの間に記録されていた内容を削除することもできます。
あるいは、指定した期間のみの行動記録を削除することもできます。
「Googleフォト」と連携しているため、行動記録に写真も記録されるとお伝えしましたが、こちらもOFFにするのを忘れないようにしましょう。
さらに、「Googleフォト」側でも、写真に位置情報が記録されないように設定しておくと安心です。写真自体に位置情報が記録されていると、その写真を共有した際に撮影場所が特定されてしまうこともあるため、セキュリティを強化したい場合には確認しておきましょう。
使い方によってはとても便利だけど、場合によってはとても危険な機能である「Googleマップ」のタイムライン機能。しっかりと内容を把握したうえで使いこなすようにしましょう!