2018. Feb. 9
美容と健康に良いといわれる「お酢」。クエン酸とアミノ酸が豊富で、疲労回復効果もあるのだとか。でも、毎日積極的に摂るのは難しかったりしますよね。かくいう筆者も、今まで何回も挫折してきました。お酢を薄めたドリンクは、お酢独特のツーンとした風味が飲みにくく、お酢を使った料理もいつもワンパターンに……。
自家製のフルーツビネガーならば、手作りする楽しみがあり、季節のフルーツを取り入れることで飽きずに長続きするかもしれません!そこでツインバード工業の「OLALAフルーツビネガーメーカー EH-4686W」を使って、自家製フルーツビネガー生活にトライしてみました!
通常、自宅でフルーツビネガーを作るとなると、フルーツを瓶に漬け込んで1〜3週間待つことが必要です。「OLALAフルーツビネガーメーカー EH-4686W」を使えば、たったの24時間!ガラスボトルを本体内蔵のヒーターの熱が包み込み、約50℃でじっくり加熱することにより、約1日で自然でマイルドな味わいのフルーツビネガーが完成するので、とても便利!
お酢のアミノ酸やクエン酸に加え、フルーツの抗酸化作用により、美容と健康に良いとされるフルーツビネガー。何週間もじっくり待つことなく、気軽に作れるところが素敵ですね。
「OLALAフルーツビネガーメーカー EH-4686W」のセット内容がこちら。写真のフルーツビネガーメーカー本体、ガラス容器の他に、取扱説明書とレシピブックがついています。ガラス容器はHARIO製で、品質の良さはお墨付き。スッキリしたミニマルなデザインが気に入りました!
製品が入っていた箱には写真がプリントされており、目を引きます。「ブルーベリー&いちごビネガー」の写真が可愛くて一目惚れしたので、最初に作ってみることにしました。
付属のレシピブックにはオシャレなフルーツビネガーのレシピがたくさん!フルーツだけでなく、フルーツ×野菜のビネガーや、ピクルス、マリネ、さらには果実酒も作れる(※)のだそうです!(※果実酒を作る際は取扱説明書をよく読み、酒税法に抵触しない範囲で使用しましょう)
フルーツビネガーを作る際の基本の材料は、フルーツや野菜、氷砂糖、お酢。たったこれだけです!付属のレシピブックに従って、「ブルーベリー&いちごビネガー」の材料、いちご15〜20個、冷凍ブルーベリー40g、氷砂糖150g、りんご酢150mlを用意。全て近所のスーパーで揃えることができました。
作り方も簡単で、全ての材料をガラス容器に入れ、本体にセットし、スイッチを押すだけ!手間といえば材料の計量くらいですが、フルーツとお酢、氷砂糖、と材料の数が少ないので、3分くらいで準備完了!あとはフルーツビネガーメーカーにおまかせして、24時間待つだけです。
24時間経つと、本体の青いランプがオレンジ色に変わり、フルーツビネガーの完成です。出来上がった「ブルーベリー&いちごビネガー」がこちら!
いちごとブルーベリーの色がビネガーに出ていて、濃厚そう!飲むだけでフルーツの成分がしっかり摂れそうです。くたっと漬かった果肉も美味しそう♪さっそく、シンプルにお水で割ってフルーツビネガードリンクとして頂きました!
自然な甘みとマイルドなお酢の風味がとても飲みやすく、驚きました!お酢のドリンクって、喉を通る時にツーンとした感じがあり、苦手だったのですが、そのツーン感が全然なく、優しい喉越し。お酢の風味がふんわり爽やかに香り、ゴクゴク飲めます!
作ったフルーツビネガーは冷蔵庫で保管し、1ヶ月を目安に飲みきります。冷蔵庫のポケットにちょうど収まったので、ここを定位置にしてフルーツビネガーを毎日飲む習慣がスタート!
次に作ったのが「ライム&レモン&ミントビネガー」。炭酸水で割って爽やかなドリンクに。また、お酒を入れて作ったモヒート風のカクテルが大人から大好評!すぐに飲みきってしまいました。
次は、付属のレシピブックを見ながら「キウイフルーツビネガー」を使った「キウイ入り酢豚」に挑戦!
キウイ果肉を豚肉の漬け込みに使用し、お肉を柔らかく。甘酢ダレにはキウイフルーツビネガーを使い、果肉とビネガー液の両方を活用したレシピです。
ほんのり甘い酢豚の完成!パイナップルを使った酢豚とは一味違う、優しい甘みの一皿。ごろごろした野菜が嫌いなはずの子どももパクパク食べてくれました!
紫キャベツとオレンジ、氷砂糖、穀物酢で作った、野菜×フルーツのビネガー。
完成したビネガーの紫キャベツとオレンジを取り出し、コーンや茹でたブロッコリーと合わせ、マヨネーズ、塩胡椒で調味すればコールスローサラダに!
一番最初に作ったブルーベリー&いちごビネガーは、砂糖と一緒にレンジで加熱するだけでジャムに変身!
加熱が長くて黒っぽくなってしまいましたが、味は問題なし!ヨーグルトにかけても美味しかったです。残ってしまったビネガーの使い道としても◎です!
お酢を使ったドリンクやピクルスだけでなく、甘酒も作れるそうなので、初めての甘酒作りにも挑戦してみました。
用意するもの
・ 熱々のごはん
・ 米麹
・ 60℃のお湯
米麹はスーパーのお豆腐などが置いてある売り場で入手。全ての材料を入れてよく混ぜ、スイッチオン!24時間後の甘酒がこちら↓。
まだ米麹とご飯の粒々が残っています。これをミキサーで滑らかに攪拌すれば、甘酒の出来上がり。今回はいちごを入れて、フルーツ甘酒にしてみました。
お米の優しい甘みといちごのフレッシュ感が口いっぱいに広がります。酒粕や砂糖が入っていないので、ザ・甘酒!といった酒臭さ、甘ったるさがなく、ヘルシーでさっぱりした味わいです。
季節のフルーツを使った、美容と健康に良い甘酒も作れるなんて…!フルーツビネガーメーカー、優秀すぎです!
フルーツビネガーを長く楽しみたいなら、気になるのはお手入れ方法ですね。
清潔を保つため、ガラスボトルとガラスボトルふたは毎回煮沸消毒します。台所用中性洗剤で洗ったガラスボトルとふたを、しっかり浸る大きな鍋に入れ、水から沸騰させ、5分以上加熱。
トングなどで取り出し、自然乾燥させてお手入れ完了です!
美容と健康に良いといわれるお酢は、少しずつ毎日摂取するのが良いのだそう。そのまま飲むのは難しいお酢ですが、自家製のフルーツビネガーは無理なく続けることができました!
なにより季節のフルーツを使って、好きな果物の組み合わせで作るのが楽しく、料理にアレンジすることで自然と野菜料理の頻度が上がりました。果実の組合せを考える手間も楽しいです!我が家の食生活になくてはならないアイテムになったフルーツビネガーメーカー、おすすめです!
ツインバード OLALAフルーツビネガーメーカー EH-4686W
希望小売価格:10,000円(税抜)
本体重量:約600g(製品のみ)
本体外形サイズ(約):幅13cm × 奥行13cm × 高さ30.5cm
セット内容:本体、本体ふた、ガラスボトル、ガラスボトルふた、取扱説明書(保証書付き)、レシピブック