2019. Mar. 12
Excelで作業をしていて、データがちゃんと保存されているか心配になることありませんか? PCがフリーズし、作業中のExcelが急に落ちてしまうなど、予期せぬ事態がいつ起こるとも限りません。大切なデータを保護するため、今回はExcelで自動バックアップファイルを作る方法を紹介します。※今回はOffice16バージョンを使った使用方法です。
Excelでは、一定間隔で自動的にデータを上書き保存してくれる自動バックアップ機能があります。バージョンによっても異なりますが、基本的に「ファイル」→「オプション」→「保存」から設定ができます。
オプション画面から「次の間隔で自動回復用データを保存する」のボックスにチェックを入れて「OK」をクリックすることで、自動バックアップ機能がオンになります。
また自動バックアップを取る間隔は、初期設定では10分になっていますが、好みに合わせて変更することも可能です。
自動バックアップを設定していても、何かしらの不具合でデータが急に消えてしまう可能性はゼロではありません。本当に大切なデータを取り扱う場合は、別に「バックアップファイル」を作るのがおすすめです。
では、バックアップファイルはどのようにすれば作ることができるでしょう。
名前を付けるタイミングで「ツール」を選択。
ツールメニューから「全般オプション」を開き、「バックアップファイルを作成する」にチェックを入れてください。
前の画面に戻るので、「保存」をクリック。「~は既に存在します。上書き保存しますか?」と表示されたら、「はい」を選択してください。
すると「~のバックアップ」というファイルが作成されました!
バックアップファイルは、オリジナルのファイルと同じ場所に保存されます。そのため、オリジナルファイルをデスクトップからフォルダ内に移動し、データに変更を加えると……
フォルダ内に自動的にバックアップファイルが新たに登場しました!
なお、バックアップファイルにオリジナルファイルの変更点が反映されるのは、上書き保存をしたときです。
バックアップを解除するのは、バックアップを設定した時のチェックを外せばOKです。
以上、Excelで自動バックアップファイルを作る方法を紹介しました。いざという時に備えて、大切なデータを保護しましょう!