2018. Nov. 26
たとえば年賀状や挨拶状を作成し始めるとき、住所録をExcelで管理している方は、そのまま宛名印刷ソフトに住所録から住所をコピー&ペーストすれば手間が省けますよね。
……しかし、「郵便番号」「都道府県」「住所」「名前」をそれぞれ別のセルに入れていた場合……!!
一気にコピペできない!めっちゃめんどくさいヤツ!!!と絶望していませんか?
たとえ、異なるセルに入力されていても、関数を使って結合し、カンタンに1つのセルにまとめることができるのでご安心ください!それでは早速やりかたを見ていきましょう。
※excel2013を使って説明します。ご利用のバージョンによっては違う操作になる可能性があります
たとえばこのように、「郵便番号」「都道府県」「住所」「名前」をそれぞれ別のセルに入っていることは多いと思います。都道府県別でソートする場合などを考えるとセルを分けておいた方が便利ですよね。
しかし、ひとつのセルにまとめたいという場合もあると思います。
それでは文字列を結合する方法を解説していきます。方法は2つあります。
まずはカンタンで覚えやすい、「&」を使う方法です。
まとめたいセルをクリックし、(この場合は「F2」セルですね)、「=A2&B2」と入力してみましょう。
「Enter」キーを押すと、「F2」セルにまとめられた文字列が表示されます。
郵便番号から氏名まで全部つなげたい場合は「=A2&B2&C2&D2&E2」を入力すれば……
全部つながりました!
もうひとつ、関数を使う方法もあります。
まとめたいセルをクリックし、(この場合も「F2」セルですね)、「関数の挿入」をクリックしてみましょう。
「関数の分類」から「文字列操作」を選びます。
「関数名」から、「CONCATENATE」を選択し「OK」をクリックします。
最後に、結合したい文字列のセルを入力し、「OK」を押せば完了です。入力していけば、文字列を入力する場所は増えていくので、「郵便番号」「都道府県」「住所」「名前」など結合したいセルが多い場合でもOK。また、右側に該当文字列が表示されるので確認しながら入力できるので安心です。
それでは逆に、もともとくっついている文字列を分解したい場合にはどうすればいいのでしょうか?
これにはいくつかの場合で方法があります。
関数を使い、区切った文字列を反映させたいセルに以下のように入力しましょう。
左側部分:「=LEFT(A2,FIND(“ “,A2)-1)」
右側部分:「=MID(A2,FIND(“ “,A2)+1,LEN(A2))」
分割されました!
この「“ “」部分に、全角スペースなら「“ “」、半角スペースなら「” “」、など区切られているものを変えれば応用も可能です。
こちらも覚えておくと便利ですよ!
文字列の結合で覚えやすいのは「&」を使う方法ですが、数が多く入力の手間がかかりそうなときは関数を使うなど使い分けるのが良いかもしれませんね!覚えておけばデータ入力の際時短になります!ぜひ使ってみてくださいね!