2018. Nov. 5
個人情報や社外秘の情報が含まれているファイルなど、仕事中パスワードを設定する必要のあるExcelファイルを扱うことはよくありますよね。では、プライベートではどうでしょう?人に見られたくない・流出してしまっては困るファイル、例えば家計簿や住所録など、実は仕事以外でもパスワードを設定したいExcelファイルはあるんです。
パスワードの設定は簡単。早速やってみましょう!
※本文中ではExcel2013を使って解説しています。Excel2016版や他のバージョンとは操作画面が異なる可能性がありますが、流れは基本時に同じです。
まずは「ファイル」から「名前を付けて保存」へ。いつもファイルを保存するときと同じように、「参照」から保存場所を指定します。
「ツール」をクリックして、プルダウンメニューの「全般オプション」を選択。
「読み取りパスワード」と「書き込みパスワード」を指定します。「読み取り」と「書き込み」は必要に応じて、どちらか一方でも構いません。
すると「読み取りパスワード」→「書き込みパスワード」の順番で再度入力を求められるので、それぞれ入力。
あとは通常通り、ファイル名を入力して保存しましょう。
・パスワードの文字種別・文字数の制限はナシ! でも……?
文字数や文字種別の制限はありませんが、短すぎる・長すぎる・予測しやすい文字列は避けるようにしましょう。また、パスワードを忘れてしまうと、Excel開発元のMicrosoftでもファイルの復元は不可能なので、忘れにくく推測されにくいものにするのがベストです。
パスワードを変更・解除するには、いちど設定したパスワードを入力してファイルを開きます。
先ほどパスワードを設定したときと同じように、「ファイル」→「名前を付けて保存」→「参照」→「ツール」→「全般オプション」と進みます。
そうすると、先ほど設定したパスワードが「*」で表示されます。パスワードによる保護を解除したい場合は、すべての「*」を削除して「OK」をクリック。パスワードを変更したい時は、新しいパスワードを入力しなおして「OK」をクリックします。
仕事上の機密情報はもちろん、プライベートでも他人に見られたくない情報って結構あるもの。一度パスワードを設定した後、パスワードを変更したり、解除することも。オンでもオフでも活用しましょう!