2017. Jan. 4
仕事柄パソコンに向かう時間が長い上、帰宅後もスマホをチェックしたり深夜までテレビを見たり…さらにコンタクトレンズも使用中。改めて考えると、普段から目をかなり酷使している気がします。
そのせいか最近、目の乾燥やかすみといった症状が気になることも。でも病院に行くほどでもないし…と思っていたとき、スマホで簡単に「ドライアイチェック」ができるアプリがあると聞いて試してみました!
「ドライアイリズム」は、簡単な測定で「ドライアイスコア」を算出、ドライアイの疑いがあるかを知ることができる順天堂大学眼科開発のiPhone用アプリ。ドライアイの予防や回復に役立てることができます。
そもそもドライアイとは「涙が不安定になって乾きやすくなり、目の表面に傷がつく病気」とのこと。目の痛みや不快感はもちろん、眼精疲労、頭痛、肩こりなどの原因にもなるとか。
目以外の場所にも症状が出るとは驚き!私の頑固な肩こりも、もしかしたらドライアイのせい?
アプリを起動し、まずは身長体重や既往歴といった基本情報の入力を済ませます。
アプリの主なメニューは「ドライアイ測定」「生活習慣調査」の2つ。早速「ドライアイ測定」に挑戦してみます。
最初は「まばたき回数測定」。カメラが起動し、30秒間のまばたきの回数が自動的にカウントされます。
次に「まばたき我慢測定」。まばたきをするまでの秒数が自動的にカウントされます(最長30秒間)。
続いて「実用視力測定」。視力検査でお馴染みの「C」マークが次々と表示されるので、切れ目の方向をタップしていきます。
最後に、「目がゴロゴロする」「パソコンが使いにくい」等の項目に答える「OSDIアンケート」を受けて測定終了です。
どの測定もゲーム感覚でできて、思いのほか楽しめました!
すべての測定が終わると、いよいよ「ドライアイスコア」が表示されます。
ドキドキの結果は…「23ポイント」で、「ドライアイの疑い」!「症状が悪くなってきた場合は眼科に受診するようにしてください」とのことで、普段から目の状態をもっと意識しようと思いました。
もう一つのメニュー「生活習慣調査」では、ストレス度や睡眠時間といったアンケートに答えることで、ドライアイと生活習慣との関連性を調べます。
「ドライアイスコア」と「ストレス」の推移が連動しているように見えるなぁ、など意外な発見もありました。
今まであまり意識していなかったドライアイ。今回「ドライアイリズム」を使ってみたことで、毎日の生活の中で目の健康や生活習慣に気を配るようになりました。
「暇な時つい手にとってしまうスマホ。でも目には良くないよね…」と思っていましたが、逆にこんな風に“身体に良い”アプリもあるというのも新鮮でした。
同じく健康に役立つアプリとして、順天堂大学が開発した「インフルレポート」もあります。スマホを通じてインフルエンザの実態調査に協力するアプリで、地域別の流行度合いなどを見ることができます。
「ドライアイリズム」「インフルレポート」とも、個人が特定されない形でデータが収集され、研究にも役立てられるそう。手軽に使えて、健康維持に役立ち、さらに研究にも貢献できるユニークなアプリでした!