2017. Dec. 22
家族みんなが1日に何回も使うトイレは、あっという間に汚れてしまうもの。常に清潔にするためにはこまめなお掃除が大事ですが、できれば汚さないようにして掃除の手間を省きたいですよね。そこで今回は、なるべく掃除はしたくない!という方必見、トイレの汚れ防止法についてご紹介します。
トイレの汚れを防止するには、いろいろな方法が考えられます。
今回は下記の3つのアプローチから、トイレを汚さないコツを詳しく紹介していきます。
数秒でできる技や、置いておくだけで効果のあるアイテムの紹介など、手間をほとんどかけずにできる方法が盛りだくさんなので、ぜひ、できることから初めてみてはいかがでしょうか?
まず当たり前ではありますが、トイレの綺麗さを保つには、汚さないような使い方をすることが重要。家族に情報を共有して、協力して綺麗なトイレを維持しましょう。具体的な方法は次のようになります。
男性が立って用を足すと、どんなに狙いを定めたつもりでも、必ず便器のまわりに尿が飛び散ってしまいます。肉眼では見えないほどの小さな尿のしぶきは、なんと一日で2000滴とも言われています。もし一滴を0.1mlとすると2000ml、恐ろしいことに小さなジュースや牛乳パックひとつ分にもなります。
また、小さな男の子がいる場合はそれ以上の量が飛び散っていると考えられますね。
よって男性が座って用を足すことは、トイレを汚さないためにもっとも重要といっても過言ではありません。
トイレの汚れを最小限にするために、男性の家族がいる場合はぜひ座って用を足してもらうようにしましょう。
もし、座って用を足すのに難色を示す場合は、立ってすることによってどれだけ汚れるのかを説明してみましょう。 それでも立って用を足すのにこだわる場合は、使用後は毎回拭き掃除をしてもらうようにお願いするのがいいかもしれません。
トイレは家族みんなで使うものなので、家族には協力してもらうことが大切です。
何もトイレ掃除は主婦や家事担当の人のみがやると限ったことではありません。
使用後に便座や便器、床を汚してしまったら、さっと拭くだけでいいので掃除するように、家族に協力を仰いでください。
みんなが掃除しやすいように、トイレお掃除シートやトイレブラシをすぐに手に取れる場所に置いておくとよいでしょう。
掃除程の手間はかかりませんが、ほんの少し気を遣うだけでトイレの汚れを防止する小技を伝授します。
トイレはきれいにしておきたい!でも掃除する時間がそんなに取れない……という人に特におすすめです。
戸建てで1階にも2階にもトイレがある場合や、離れなどにもトイレがある場合に、あまり使っていないトイレの水たまりの部分に黒いリング状の汚れが付着してしまったことはありませんか?
使っていないのにどうして汚れているの?と不思議に思えますが、実はこれは水道水に雑菌が繁殖して黒ずみになってしまったものです。通常、水道水の保存期間は蛇口からだして3~5日ほどで、これ以上、放置してしまうと成分が劣化し、菌が増えてしまいます。
少しもったいないかもしれませんが、あまり使っていないトイレも1日1回は流して水を入れ替えるようにしましょう。
また、掃除もできれば3日1回、長くても一週間に1回の頻度で行うようにすれば、雑菌の繁殖を抑えることができるでしょう。
忙しくて掃除をする時間がない場合は、洗剤をかけてそのまま置いておく、という方法が有効です。
そこまでひどくない汚れなら、洗剤の成分だけで汚れを落とすことができるので、汚れのこびりつきを防ぐことができます。
また、このとき除菌や消臭の効果のある洗剤を使うのがおすすめです。
トイレの汚れを防ぐための便利なアイテムが、最近ではいろいろ販売されています。
その中でも使い勝手がよく人気のあるものをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
トイレの蛇口下に置いておくだけで、トイレ全体を洗浄してくれるという便利な置き型の洗浄剤があります。
これを常に置いておくと、トイレを流すたびに洗剤がトイレ全体を循環してくれるので、非常に汚れづらくなります。
トイレに蛇口がついていない場合は、タンク内に入れるタイプのものもありますので、自分の家のトイレにあったタイプを選んで使ってください。
最近、人気なのが、トイレの便器内にスタンプするタイプの洗浄剤です。
使用頻度にもよりますが、スタンプ1回で一週間ほど効果が持続します。
しかし、流した水が便器内を洗い流すようにぐるぐる回る新しめのトイレなら効果は高いですが、ただ流れていく古めのトイレでは効果が薄いようですので注意してください。
すでに置いている方も多いと思いますが、床を汚したくない場合にはトイレマットが有効です。
最近ではトイレとマットの間に隙間を作らないようにする隙間埋めテープというものがあり、これを使えば便器と床の淵の汚れを防ぐことができます。
しかし、これでトイレの床は汚れませんが、トイレマットにはしっかり飛び散った尿が付着してしまいます。
そんなトイレマットを長い間交換せずにしておくと、雑菌の温床となってしまいます。 悪臭や害虫の原因にもなるので、トイレマットを使用する場合は毎日交換、洗濯を心がけてください。
置いておくと掃除の際に邪魔だし、洗濯が面倒と感じる方は、いっそのことトイレマットを置かないというのも手です。
トイレの床の掃除か、毎日のトレイマットの洗濯か、自分にとって楽な方を選ぶとよいのではないでしょうか。
トイレの汚れ防止法をいろいろ紹介しましたが、いかがでしたか?
できる範囲で実践して、こまめなお掃除を心がければ常に清潔なトイレを保てそうですよね。
もし、すでにトイレがかなり汚れていて、汚れ防止どころじゃない……という場合は、一度プロのトイレクリーニングへの依頼をおすすめします。
プロのトイレクリーニングによってきれいに洗浄してもらったあとなら、紹介した汚れ防止策が役に立つはずです!
くらしのマーケットでは、口コミ内容やサービス内容、料金から業者を探しだせる上に、不明な点は担当者と直接やり取りすることも可能です。
一度プロの手によって徹底的に掃除してもらえれば、そのあとの掃除は楽になるので、ぜひご利用してみてはいかがでしょうか。
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