2017. Feb. 20
抱いている悩みに応じて「この本がいいよ!」とベストなチョイスをしてくれる「本to美女選書」。前編では「夫が家事をしてくれない」という私のお悩みを解決へと導いてくれました。
今回の悩みは「老後の不安」について。次はどんな解決本を提案してくれるのか楽しみです!
サービスを利用するには、事前のWEBアンケートで「悩み」を編集部へ送ります。
今回、私は必要なお金のこと、元気に生きていくための体調管理、家族や周りとの人間関係、生きがいとなるような楽しみはあるのかなど…「老後の不安」を解決する本を提案してもらうことにしました。
アンケート送信後、約2週間ほどで届いた選書リストは前編と同じくさまざまな角度から老後不安をやわらげてくれそうなラインナップ!編集部では今回の悩みの本質が「先が見えないことの不安」にあると考え「老後の生活が充実したものにできる7冊」を選んでくれたようです。
選書された本は、お金に関する漠然とした悩みを解説するコミックエッセイ、精神科医による人生を楽しむ老後術、血流の専門家が語る老後の健康法などなど……。
私はリストの中で特に2冊の本が気になりました。
1冊目は「先が見えないから不安であれば、いっそ老後でも働ける仕事を知っておくことで不安は解消されます」と理由が添えられていた『50歳からの仕事カタログ』。
「50歳からできる仕事もある!」という事実を知ることで「働けなくなる=不安定な生活」という心配が払しょくできそうだなと感じ、仕事を続けたい人の後押しにもなると思いました。
もう1冊は『若者離れ』です。
「今の若者が何を考えているかを教えてくれる1冊」とあり、自分が歳をとることで考えが凝り固まり、人とのコミュニケーションがとりづらくなるのでは? という私の意識の奥底に合った不安をやわらげてくれそうだなと感じました。
それは若者相手だけでなく、家族、友人、同世代、親世代すべてに共通する不安で、自分自身が相手とどう向き合っていくかを見つめ直すことにもつながるのかもしれません。
「本to美女」のこと、もっと知りたい! ということで編集部の方にお話を聞いてきました。このサービスが誕生したのは「悩みを解決したいのに、どんな本を読めば分からない」という悩みを周りの友人から聞いたことがキッカケだそう。
気になる選書リストは「1人の嗜好によって選書がされない」「人数が増えるだけ本の知識が増える」というメリットから複数人で行われており、本当の悩みがどこにあるのか本質的な欲求を分析、選書の方向性を定め7冊の本のバランスを話し合い、1冊1冊その内容が相応しいのか精査されてようやく完成します。
人の数だけ悩みがある。先人の英知を知らないのはもったいないと考える「本to美女編集部」は、お客様の悩みと解決できる本を繋ぐ、小さな架け橋であることを望んでいるといいます。
選書リストはデータ化された状態でメール添付で届きます。購入先のリンクがあるので気になった本があればすぐに購入できますし、「本to美女」ですでにレビューされている本もあるので内容をより細かく把握することもできます。
すでに読んだことのある本がリストに含まれている場合は、その冊数分追加で選書を依頼することもできるそうなので安心ですね!
利用者が気付いていない「悩みの本質」を見抜き、提案された解決法を自分で選べること。それがこのサービスの魅力です。
迷ったとき、静かにページをめくる音を聞くと心が落ち着いてきます。「本to美女選書」で、悩みの中にある自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。