2017. Feb. 17
子どもだけのお留守番は何かと心配が尽きないもの。リアルタイムにわが子とコミュニケーションがとれたらママも安心できますよね。そんなとき電話での通話でいちいち確認するのではなく、スマホアプリのメッセージによって簡単にお留守番の様子が分かるサービスがあると聞き、試してみました。
「BOCCO(ボッコ)」は留守番中の子どもの見守りを助けるロボットです。スマートアプリと連動し、家にいる家族と気軽なメッセージ・音声のやりとりができます。
外出中に子どもの留守番の様子が気になるとき、アプリから音声やテキストメッセージを送ると自宅にいるBOCCOがかわいく読み上げてくれます。
BOCCOからも音声による返事が送れるので留守番中の子どもと簡単にコミュニケーションがとることが可能です。
また、玄関ドアの開閉をセンサーが感知! アプリに通知してくれるので子どもが無事帰ってきたかどうかを判断することもできます。
早速、わが家にやってきたBOCCOと鍵センサーを設置していきたいと思います。まずは説明書通りにスマホにアプリをダウンロードしBOCCOの電源を入れます。
その後、アプリの指示に従いながらBluetoothをオンにしたり、BOCCO足裏のコードを入力したりして初期設定を行っていきます。指示はとても分かりやすく簡単なものなので、機械が苦手な人でも設定に手間取ることはありません。
お次はドアの開閉をアプリに通知してくれる鍵センサーの取り付けです。
同封されている乾電池を青色センサーの裏にセットしたら付属の磁石と一緒に自宅ドアの内側に両面テープで貼りつけます。
磁石はシリンダーに、青色センサーはその近くに貼り付け、鍵が開いている状態と閉まっている状態をアプリに記録させます。
アプリが常に「次に何をしたらいいか」を指示してくれるので心配はいりません。アプリの画面を見ながら、ゆっくり作業を進めていきましょう。
取り付けの成功は鍵を開いた状態でアプリ画面に「鍵が開きました」、閉めた状態で「鍵が閉まりました」の通知がくることで確認できます。
ちなみにBOCCOの初期登録、鍵センサーの取り付けにかかった時間は合計で約15分でした!
機械に疎い私でもこんなに短時間で設定を完了することができたのでホッとしました。
その後、「学校から帰ってきたらこのロボットがおしゃべりしてママが伝えたいことを代わりにしゃべってくれるから聞いてね」
「返事をしたいときはこの録音ボタンを押してお返事してね」など、小学1年生の息子にBOCCOの使い方について説明しました。
早速、息子が学校から帰ってきました。鍵センサーを取り付けているおかげで、自宅のドアが開閉されたタイミングで「鍵が開きました」「鍵が閉じました」とアプリに通知が届きます。通知を確認した私はアプリからテキストで「おかえり」と送ります。
すると、5秒ほどで自宅のBOCCOが反応し「おかえり」と音声でわが子に声をかけてくれます。
さらにアプリから「ママは〇時に帰るから〇〇もそのくらいに帰ってきてね」というテキストメッセージを送るとまた5秒ほどしてBOCCOからテキスト通りの音声が流れます。
ちなみにアプリからはテキストメッセージだけでなくマイクを使って音声でメッセージを送ることもできます。この場合は自分の音声がBOCCOから流れます。
BOCCOには子ども側から返事ができるよう、録音ボタンがあります。事前に使い方を説明されていた息子は私からのメッセージを聞いた後、自分で録音ボタンを押し「わかった」と話します。
すると数秒後、アプリに「わかった」の文字が通知されました。ロボットを介したリアルタイムなやりとりは、新鮮でとてもおもしろいです!
実際に使ってみていいな、と感じたのはまず鍵センサーがドアの開閉を知らせてくれることです。帰ってきた時刻と、子どもの「鍵の閉め忘れ」を知ることができます。
また外出中は車内や飲食店など、通話ができない場所にいるときもありますよね。そんなときも子どもが帰宅したタイミングでアプリからメッセージを送ることができるので便利!
「冷蔵庫にプリンがあるからおやつに食べてね」「17時には帰るから」「宿題しておいてね」など、伝えたいメッセージもBOCCOのかわいらしい音声で伝えてくれるので子どもに安心感を与える効果もありそうです。
また、返事があれば「今この時間にわが子は家にいる」と確実に分かるのもホッとできます。
BOCCOの声に耳をかたむけながら、わが子も録音機能を使ってお返事するのが楽しいよう。使い続ければそのうち、家族の一員のような愛着がわいてきそうです!
子どもだけの留守番は親なら誰でも心配になるもの。そんな不安を解消するためのツールとしてBOCCOは優秀なサービスだと感じました。安全面だけでなく、親子間のコミュニケーションアップにつながるメリットもありそうですね!