2017. Dec. 27
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ARって気になるけどいまさら聞けない。ARについて知りたい、体験したい!
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aug!オーグを使ってARを気軽に体験してみよう! |
このところニュースなどでよく耳にするARという言葉。日本語にすると「拡張現実」ということになるらしい。なんだか難しいですが、ざっくりいうと、拡張現実とは、私たちが実際に感知している世界に別の情報を加え、本来そこにはないはずのものを見たり聞いたりできるように、言葉通り、現実を「拡張」すること。「仮想現実」のことを指すVRとは、実際の現実世界を元に情報を追加するか、全くの架空の世界を現実のように見せるかという点で違いがあります。
ARは、例えば、夜空にスマホをかざすと、そこに見えている星が構成する星座の配置や名前をきれいな絵とともに教えてくれたり、スマホのカメラでお部屋をスキャンすると、家具を擬似的に設置して空間イメージを提供してみせてくれたり…現実世界に映像やCGをプラスして、ロマンチックな体験や驚きに満ちたワクワクを体験させてくれる技術なんです。
そんな拡張現実を手軽に体験できるのが、iOS/Android向け画像認識ARアプリ、aug!オーグです。スマホをかざすと、動画が勝手に動き出したり、ARフォトフレームと組み合わせて特別感のある写真や動画撮影ができたりと、本格的なAR体験を楽しむことができます。SNSシェア機能もあるから、写真・動画を撮影してそのまま共有することも可能です。
また、aug!オーグはとにかく操作が簡単なのが特徴。使い方は、アプリをダウンロードしてアプリを起動し、ARカメラをターゲットにかざすだけ!面倒な登録も不要だから、思い立ったらすぐに始められます。また、ARにありがちな誤認識もありません。カメラが画像をうまく認識してくれず何も起こらない、なんてこともないから、AR体験を気軽に試したいという方にうってつけです。
aug!オーグの特徴は、従来のARアプリと違い、双方向的なコミュニケーションが楽しめる点。ARというと、ただ動画が流れるのをイメージしてしまいますが、aug!オーグでは画像をタップするとARの動きに変化が!クイズに答えたり、くじを引いたり、ゲーム的な楽しみ方ができて飽きさせません。
まずはじめに試してみたのが、「ペラリーヌ嬢」と名付けられた羊の3Dアニメーション。絵にスマホをかざしてしばらくすると、こんな風にペラリとはがれて…
たちまち2Dから飛び出して、その場で直立!さらにタップすると、本当にそこにいるみたいにいろんな動きや踊りで楽しませてくれます。想像していた以上にリアルで、「これが拡張現実か!」とARの面白さを実感しました。
お次は、3DCGの妖精「レプラコーン」。やはり2Dの絵にスマホをかざすと、画面に収まりきらないスケール感で巨大なキャラクターが登場!
あんなに可愛かったキャラが、3Dになった途端おっかない表情に。ちゃんとまばたきしたり、たまに目が合ってしまったりと、まるで悪い夢でもみているみたいに怖い!大きな恐竜や高い塔など、広い会場でさらに大きな絵から飛び出してきたら、かなり盛り上がりそうですね。
2択クイズのシーケンス設定も試してみました。イラストにスマホをかざすとクイズが出題されます。2つの選択肢の中から答えを選ぶと、その場ですぐに答え合わせができる仕組み。
正解すると、こんな感じで記念撮影までできちゃいます!子供たちの体験学習から、謎を解きながら進めていく大掛かりな体験型ゲームまで、規模の大きさにかかわらず、もっと気軽に導入できるようになれば、イベントなどがグンと楽しくなりそうだと感じました。
また、時計の試着シミュレーションなんかもできて、腕時計を擬似的に身につけているような感覚が楽しめました。正直、もうこんなところまできてたのかという印象!洋服の試着なんかも、すぐにお家にいながらにしてできるようになるんでしょうね。ARのビジネス面での盛り上がりもかなり期待できそうです。
ARってなんだか自分とは関係のないものだと思っていましたが、私たちの生活のすごく身近なところにあることを実感。しかも想像を超える驚きに満ちていて、思わず「ワッ」って声が出るほど楽しい!
現在のところ、AR体験ができるのはサービスを導入している企業の商品だけが対象とのことですが、サンプル画像も用意されているので、気になる方はアプリの紹介ページに記載されているURLからダウンロードしてみてくださいね。
年を重ねると、何を見ても聞いても感動しなくなりがちですが、未来のARは大人のこころを激しく動かしてくれるかもしれない、そんな風に考えさせてくれるアプリでした。