2017. Oct. 31
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クレジットカードのポイント、貯めっぱなし…もったいないと聞いたけど
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永久不滅ポイントなら運用して「増やす」ことができるかも? |
クレジットカードを使うと貯まるポイント。みなさんどのように活用していますか?
お目当ての商品や金券と交換するのが一般的ですが、貯めてそのまま……という人もいるのではないでしょうか。
貯めっぱなしにしているポイントを持っている人に朗報?! ポイントを運用できるサービスがあるんです。
「ポイント運用サービス」とは、クレディセゾンが発行するカードで貯まる「永久不滅ポイント」を利用し、投資の疑似体験(運用)ができる、サービスです。
現金での投信信託に比べてリスクが少なく、シミュレーションや疑似投資に比べて、自分のポイントを投資するので、リアリティがあるのが特徴の1つ。
※マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社が運営する投資信託の運用状況に連動して、ポイントが増減しています。
投資信託について知りたい方はコチラ!
貯めるだけではもったいないの? そもそも投資信託とは?>>
今回、クレディセゾン株式会社ポイントビジネス部・鈴木さんに「ポイント運用」を始めた経緯、おすすめの使い方などを伺いました。
鈴木さん:セゾンカードの利用に応じてポイントがつく「永久不滅ポイント」はその名の通り、ポイントの期限を気にせずずっと貯めることができます。なので、ポイントを貯めたままになってしまうユーザーが多いんです。
「せっかく持っているポイントに、もっと目を向けてほしい」という思いから、2016年にこれまでのポイントを「貯める」・「使う」サービスに加え「増やす」=「ポイント運用」をスタートしました。
鈴木さん:約7万人が使っていて、およそ4億円分のポイント(8,000万ポイント)が日々運用されています。ポイント運用で変動の感覚を味わうことができるので、投資信託を検討している人もまずは「ポイント運用」にトライしてみてもいいかと思います。
カード利用明細を確認できるアプリ「セゾンPotarl」からワンタップで「ポイント運用」のページに行けますよ。
株や外貨投資に興味があってもリスクを考えると腰が重たくなるもの。それが、いつの間にか貯まっていた「ポイントの運用」になると、現金の持ち出しがなく、気軽にスタートできそうです。
また、投資運用をスタートするには、煩雑な手続きが必要なことが多いので、普段使っているセゾンカードの明細アプリ「セゾンPortal」から簡単に運用スタートできるのも嬉しいですね。
ポイント運用は、主に日本の国債を運用している「バランスコース」とアメリカの株をメインに運用している「アクティブコース」の2種類から選ぶことができます。
「バランスコース」は年間3%程度、「アクティブコース」は年間15%程度、ポイントが増減する可能性があります。
※どちらのコースも、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社が運営する投資信託の運用状況に連動して、ポイントが増減しています。
鈴木さん:先述の通り、日々変動するアメリカ株、日本国債、外国為替。でも、その変動を知るのには難しい資料や月次のレポートを見るしか方法がなかったんです。もっと分かりやすく、身近に感じてもらいたいと思い「ぺんとすくんの運用日誌」をスタートしました。毎日夕方(19時目安)に、振り返り日誌をつけているので、自分のポイントを預けているコースの変動について一目で知ることができますよ。
毎日チェックするうちに、投資運用の感覚が身につきニュースから「今日の運用はよかったんだろうな」と予想算できたりするかもしれません。
鈴木さん:もし、永久不滅ポイント1,000ポイントを持っている状態で運用を始めるのであれば、100ポイントずつを10回に分けて運用を始めるといいですよ。もともとの運用コース自体が分散投資されていますが、買うタイミングを分散すると損をするリスクを避けることができます
ちょっと難しい話になってしまうのですが、ドルコスト平均法といって、一度にある時点で投資するよりも分散して投資した方が、平均してみると安く買えるんです。
永久不滅ポイントは、家電、文具、商品券などと交換できるので、何か交換する商品の目標を決めるとポイント運用をすると楽しくなりそうです。
せっかくなので大きな目標を……!ということで調べてみると
「オーロラ観測を楽しむ」8日間の旅 2名様分やプライベートジェットで行くハワイ10日間の旅 4名様分の魅力的な交換商品が……。
それぞれ30万、1000万ポイント交換なので道のりは長しですが、もっと身近なポイント数でも魅力的な商品がたくさんあるので、ポイント運用を始めるタイミングで目標を探してみてもよさそうです。
貯めっぱなしではもったいない「永久不滅ポイント」と興味があるけれどハードルの高い「投資運用」。その2つを上手に組み合わせた「ポイント運用」をまずは始めてみてはいかがでしょうか。