2019. Jul. 10
ピアスの穴を開けるのは痛そうだし、肌荒れなどのトラブルも心配…。だから私はずっとイヤリング派です。でも、ピアスの方がデザイン豊富だったり、イヤリングはイヤリングで落としやすい、長時間付けていると痛みが出るなどの悩みがありますよね。
そんな私が出会った、耳のおしゃれの最適解。「acrylic(アクリリック)」のイヤリングをご紹介します。
「acrylic(アクリリック)」は、ディレクター/デザイナーの坂雅子(Masako Ban)さんが手がけるアクセサリーとバッグのブランド。
acrylicのアイテムは、シンプルな形状ながらも他にはない不思議な存在感を放ちます。その最大の理由として素材選びへのこだわりがあり、実はこれらのアイテムは「国産の産業資材」から生みだされているものなんです。
例えば、acrylicのアクセサリーやブレスレットバッグの持ち手に使用されている「Honeycomb parts(ハニカムパーツ)」。これは宇宙衛星はやぶさの躯体や飛行機の床材に使用されている「アルミ製ハニカムメッシュ」を、黄変しにくいアクリルで成形したものです。美しい六角形を描かなければ強度に影響を及ぼすため、ハニカムメッシュを作る工程には手作業が欠かせないのだとか。日本のものづくりの精密さと美しさが凝縮されたような素材と言えますね。
普段はあまり人目に触れなかったり、見過ごされているような素材が持つ美しさや機能性。それを引き出し、魅力あふれるファッションアイテムとして楽しませてくれるのが「acrylic」なのです。
acrylicのイヤリングは、ゴム製のGUM EARRING(ゴムイヤリング)とacrylic Parts(アクリリックパーツ)の組み合わせで使用します。
こちらがゴムイヤリング。カラーはホワイト、クリア、ブラック、レッドがあります。
装着はとても簡単。リングの一箇所に切れ目があり、そこを広げて耳に挟むのみです。
一般的なイヤリングのようにネジなどの出っ張るパーツがないため、ゴムイヤリングそのままでもすっきりと使えてピアスみたいに見えます。また、大ぶりなハニカムのサークルパーツを通して着用してみても驚くほどに重さを感じません。
私は耳たぶが薄くて凹凸が少ないため、がっちり留めるねじバネ式のイヤリングでもすぐに落として紛失してしまうのが悩みでした。でも、このイヤリングは一日中つけていてもまったく痛くないのに、ゴムが耳たぶにフィットして走ったり首を振ったりしても簡単には落ちません。
ベースとなるGUM EARRINGに好きなパーツを付け替えたり重ねたりして、何通りものコーディネートを楽しむことができるのもおすすめしたいポイントです。
白ゴム×存在感大なミラーアクリルのオーバルパーツ。パーティーなど華やかなシーンに似合いそう。
黒ゴム×アルミのスクエアパーツはセット販売もされている一番人気の組み合わせだそう。
透明なハニカムと重ね付けしてもいい感じですね。
さりげなく左右違う組み合わせもありですよ。色や素材、形状の異なるパーツがたくさんあるので、もっと集めて楽しみたくなります。
ゴム製のGUM EARRINGなら、金属アレルギーでイヤリングやピアスなどのアクセサリーを諦めていた人でも楽しめますね。また、これからの季節は汗や皮脂によって変色しやすい金属製のアクセサリーよりもゴムの方がお手入れ簡単なのもうれしいところです。
夏は髪をアップにしたりショートにしたり、耳を見せることが多いシーズン。服装も薄着になる分、アクセサリーで個性を出したくなるものです。acrylicのアイテムなら、シンプルから華やかまでどんな雰囲気でも楽しめて、使い心地も抜群。自分らしい「素材」の組み合わせを、楽しんでみては?
・GUM EARRING(1Pair):税別2,200円
・Gum(Black)+Parts (aluminium)SET:税別3,500円
・acrylic Parts
スクエア小(RED):税別1,800円
ロングオーバル(ミラー):税別2,000円
ハニカム(シルバー、サークル):税別2,500円
住所:東京都港区元麻布2-2-10
営業時間:12:00〜18:00(日曜、月曜定休)
TEL:03-3447-0734